北米大陸に位置する中米の国々は、比較的名の通った国が多いですが、カリブの国々は一つとか二つの小さな島が一つの国家を形成しているものも多く、一般的に認知度の低い国が多いようです。それでも皆さん大変な苦労をして独立して、一生懸命考えて国旗をデザインしたのかと思うと、決しておろそかにはできません。他の地域の国々と同様、ご寵愛下さい。
国名 | 国旗等 | 説明 |
アルバ | 青地の下の部分に2本の細い黄色い横帯が入り、左上の端には白く縁取られた赤い4角星が配されています。この星はアルバ自身を示し、この島の赤い土と島を取り囲む白いビーチを象徴しています。また、この星の4つの先端は、この国で話されるパピアメント語、オランダ語、スペイン語、英語とともに、4つの方角である東西南北を意味し、この島の住民が世界中からやって来たことを表しています。青はカリブの海と空を、2本の黄色い帯はこの国の二つの主要産業である観光業と鉱業を表しています。 縦横比 2:3 |
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アンティグア・バーブーダ | 下辺中央から両上端に向かった線により全体が3分割され、その両端の三角形は赤に、残りの逆三角形は横線により更に3分割され、上から黒、水色、白に配色されており、水色の上辺から黒い部分に向かって昇る黄色い太陽が半分顔を出しています。この太陽は新しい時代の夜明けを、黒は多くの国民にとってのアフリカの先祖を、水色は希望を、赤は人々のダイナミズムを表し、V字形は勝利(Victory)の略です。連続した黄色、水色、白の配色は、この国の観光の魅力である太陽、海、白い砂浜を象徴しています。 縦横比 2:3 |
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(英領) ヴァージン諸島 | 青地で全体の4分の1を占める左上部に英国旗を置くブルーエンサインで、青地の右半分には英領バージン諸島の紋章が配されています。この紋章は緑色の盾の中央にキリスト教の聖女である聖ウルスラを描き、その両側に、聖ウルスラに従って船出した一万一千人の乙女を象徴する11個の燃える金色のランプが描かれ、下にラテン語で「用心深くあれ」というイギリス領ヴァージン諸島の標語が書かれているものです。これは、1943年にコロンブスが大西洋を横断してこの島々に到達した際に、乙女達に因んでヴァージン諸島と名付けたことに因んでいます。 縦横比 1:2 |
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(米領) ヴァージン諸島 | 純潔さを表す白地の両側中央にVirgin Islandの頭文字であるVとIの文字が水色で配され、中央には米国の国璽(事実上の国章)のデザインが一部修正されて描かれています。これは、米国を象徴するハクトウワシが黄色で彩られ、右の爪でオリーブの枝を、左の爪で3本の水色の矢を掴み、胸には、上部3分の1が青く、その下に赤で始まり赤で終わる13本の赤と白の縦帯がデザインされた盾を抱えているものです。 縦横比 5:8 |
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エルサルバドル | 横に3等分され、上から青、白、青の配色で、中央の白の帯の中央には国章が配されています。国章は、中心部に三角形が配され、中には中米の旧連邦共和国のメンバーであるコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアを表す5つの火山が海から隆起しています。火山の上には、エルサルバドルが独立した1821年9月15日という日付に囲まれた太陽の前に、赤いフリジア帽が棒に乗って描かれ、その上には虹が架かっており、その後ろには前述の国々を示す5つの旗が掲揚され、その下にはエルサルバドルの国の標語である「神、統一、自由」がスペイン語で書かれた巻物があります。これらは全て月桂冠に囲まれています。月桂冠の14の葉はエルサルバドルの14の県を象徴しています。この周囲にはスペイン語で、中央アメリカ、エルサルバドル共和国と書かれています。なお、この国旗は、縦横比が違うものの、中央に国章が描かれたニカラグア、5つの星が描かれたホンジュラスの国旗と配色がほぼ同じになっています。 縦横比 189:335 |
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キューバ | 青で始まり青で終わる青と白の等間隔の横帯5本の地で、左辺を底辺とする赤の正三角形が中央に向かって伸びており、その三角形の中央には白い星が配されています。青の帯は、スペイン統治下のこの島の3つの地域(西部、中部、東部)を、白の帯は独立の理念の純粋さを表しています。また、三角形は自由、平等、友愛を、赤は独立のための戦いで流された血を、「孤独の星」と呼ばれる白い星は自由への道筋を照らし、テキサス州の旗に由来するものです。なお、赤と青の配色が逆のプエルトリコの旗とよく似ています。 縦横比 1:2 |
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キュラソー | 青地の中央やや下に黄色の横帯が入っており、全体を5:1:2に分けており、左上には大小の白い星(左上の方がやや小さい)が配されています。分断された青地のうち、上の部分は空を、下の部分は海をそれぞれ表し、黄色は太陽を、2つの星はキュラソー島と無人島であるクライン・キュラソー島をそれぞれ示し、星の5つの先端はキュラソーの人たちが由来する5大陸を表しています。 縦横比 2:3 |
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グアテマラ | 縦に3等分され、両側が左から水色、白、水色の配色で、白い帯の中央には国章が配されています。国章は、二丁の銃と二本の剣がそれぞれ交差する絵に重ねられて、スペインからの独立日である1821年9月15日という日付が書かれた巻物を掴んだ、国鳥であり自由を象徴するケツァルが、勝利を象徴するオリーブの枝のリースに囲まれて描かれているものです。2丁の銃は自分たちの国を自分たちで守り抜くというグアテマラの国民の意欲を、2本の剣は名誉を表しています。また、両側の青の帯は、それぞれ太平洋とカリブ海を、白い帯は平和と純潔を表しています。 縦横比 5:8 |
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グレナダ | 四方を赤い帯状の枠で囲まれており、上下の帯には3つずつ黄色い星が配されています。枠の内側は対角線により4つの三角形に分割されていて、上下が黄色、左右が緑の配色になっており、中央にはその4つの三角形を跨ぐ形で内部に大きな黄色い星が描かれた赤い円が配されています。また、左側の緑の三角形の中央にはナツメグの実が描かれています(グレナダはインドネシアに次いで、世界第2位のナツメグ生産国です)。全部で7つある星は国内の7つの教区を意味し、中央の大きな星は首都セントジョージを示しています。黄色は太陽とともに人々の温かさを、緑は植生と農業を、赤は調和と団結と勇気を表しています。 縦横比 3:5 |
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ケイマン諸島 | 青地で全体の4分の1を占める左上部に英国旗を置くブルーエンサインで、青地の右半分にはケイマン諸島の紋章が配されています。紋章は、中央の盾の部分の上部3分の1には赤地に金でイギリスの象徴であるライオンが描かれ、下部3分の2には白と水色の波模様の中に、諸島を形成するグランドケイマン島、ケイマンブラック島、リトルケイマン島を表す三つの緑の星が配されています。盾の上にはかつての主産業であるロープ製造を表すロープ、その上に海に面した歴史を示す亀、その上に東隣のジャマイカとの深い関わりを象徴するパイナップルが描かれ、盾の下にはケイマン諸島のモットーである「He hath founded it upon the seas」と書かれた帯があります。 縦横比 1:2 |
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コスタリカ | 横に6等分され、上から赤、白、青(2倍の幅)、白、赤の帯が入っており、中央の赤色の帯の左寄りには白抜きされた楕円形の中に国章が配されています。コスタリカは、1,848年まで、かつての中央アメリカ連邦共和国の青、白、青の横縞の国旗を採用していましたが、その後、フランス革命の精神に触発され、フランス国旗の色を使用することに決め、赤の帯を中央に組み込みました。現在では、青は空と機会と忍耐力を、白は平和と幸福と知恵を、赤は国民の寛容さと活気に加え自由のために流された血を表しています。国章は、中央に3つの山がそびえ、その前方と後方に帆船が浮かんだ海が描かれています。これはコスタリカを挟む太平洋とカリブ海で、空には国内の7つの州を示す7つの星が浮かんでいます。また側方には多数の小さな黄金のビーズがコスタ・リカの主要作物であったコーヒーを表しています。上方にはスペイン語で「中央アメリカ」と「コスタリカ共和国」と書かれた巻物が描かれています。 なお、北朝鮮の国旗とは帯の幅は異なるものの配色が似ており、タイの国旗は同様のデザインですが青と赤の配色が逆になっています。 縦横比 3:5 |
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サン・マルタン | フランス国旗が使用されています。 縦横比 2:3 |
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ジャマイカ | 対角線上に黄色い帯がエックス状に入り、これによって生じた4つの三角形のうち、上下が緑、左右が黒の配色となっています。緑は希望と植生と農業を、黒は直面するであろう克服すべき苦難を、黄色は輝く太陽の光とこの島の天然資源を表しています。 縦横比 1:2 |
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シント・マールテン | 上下に赤と青で2等分されており、左側から中央部に向けて白い二等辺正三角形が伸び、その三角形の中心にはシント・マールテンの紋章が配されています。紋章は、赤く縁取りされた水色の盾が中央に配され、その中にはフィリップスバーグにある裁判所の白い建物が中央に、国花であるセージのブーケが左上に、オランダとフランスの友好記念碑のシルエットが右上に描かれており、盾の上には昇る朝日の前を飛ぶ茶色のペリカンが描かれ、盾の下のリボンにはラテン語で「常に進歩する」と書かれています。メインカラーである赤と青と白は、領主であるオランダの国旗のものと同じです。なお、メインの3色のデザインはフィリピンの国旗と似ていますが、赤と青が逆になっています。 縦横比 2:3 |
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セントクリストファー・ネーヴィス | 左下から右上へ横断する黄色い細い線で縁取られた黒い太い帯により二つの三角形が形成され、左上が緑、右下が赤で配色されており、黒帯の中には、2つの白い星が両端寄りに配されています。緑はこの島の土地の肥沃さを、赤は奴隷制度から脱却するための国民の闘争を、年間を通じての太陽の光を、黒はアフリカの先祖の人々を、白い2つの星はこの国を構成するセントキッツとネービスの2つの島とともに希望と自由、又は独立と楽天を、それぞれ象徴しています。 縦横比 2:3 |
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セントビンセント・グレナディーン諸島 | 両側4分の1の幅に、左側に青、右側に緑の縦帯が入り、中央の黄色い地の中央には縦長の菱形がVincentの頭文字Vを象徴してV字型に緑で3つ配されています。3つの菱形はダイヤモンドを象徴して「アンティル諸島の宝石」を意味し、青は熱帯の空と透き通った水を、黄色はグレナディン諸島の金色に輝く砂浜を、緑は豊かな植生を表しています。 縦横比 2:3 |
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セントルシア | 水色の地の中央に二等辺が白く縁取られた黒い二等辺三角形が配され、その中に半分ほどの高さの黄色い二等辺三角形が重ねられて描かれています。青は空と海を、黄色は太陽の光と繁栄を、白と黒はこの島の人種構成(黒人が白人を上回っています)を、黒と黄色の2つの三角形はこの島の象徴である2つの円錐型の峰であるGros PitonとPetit Pitonを表しています。 縦横比 1:2 |
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タークス・カイコス諸島 | 青地で全体の4分の1を占める左上部に英国旗を置くブルーエンサインで、青地の右半分にはタークス・カイコス諸島の紋章のうち盾の部分が配されています。黄色い盾の中には、この地域で見られる生物相の代表として、左上から時計回りに、コンク貝、ロブスター、サボテンの三つが描かれています。 縦横比 1:2 |
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ドミニカ共和国 | 太い白い十字で全体が4等分され、左上と右下が青、右上と左下が赤の長方形になっており、中央の十字の交差部分に、小さな国章が描かれています。青は自由と救済を、赤はこの国の英雄たちの血を表しています。国章は、左右を月桂樹の枝と椰子の枝で装飾され、上部に国のモットーである「神、祖国、自由」と書かれた青いリボン、下部に「ドミニカ共和国」と書かれた赤いリボンが配されています。盾は国旗と同じ配色で、中央に二本ずつの槍が中央に金の十字架を挟んで側面に向かって立っており、その上に開いた聖書が重ねて描かれています。 縦横比 2:3 |
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ドミニカ国 | 緑の地に、中央で交差するそれぞれ3色の帯が入って全体を4等分し、4つの長方形を形成しており、交差する帯とその4つの長方形の端に重なる形で赤い円が配され、中には10個の黄色で縁取られた円状に配置された緑の星に囲まれて左を向いた国鳥のミカドボウシインコが描かれています。十字の帯は、横帯が上から黄色、黒、白、縦帯が左から黄色、黒、白の等間隔の配色となっています。10個の星は国内の10教区を、緑はこの島の豊かな植生を、3色の十字はキリスト教の三位一体を表しており、そのうち黄色は太陽の光と主な農作物である柑橘類とバナナとネイティブのカリブの人々を、黒は豊かな土壌と多くの国民にとってのアフリカの祖先を、白は川と滝と純粋な願望を象徴し、赤い円は社会正義を示しています。 縦横比 1:2 |
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トリニダード・トバゴ | 赤地に、上辺左端から下辺右端に向けて細い白緯線で縁取られた黒い帯が横切っています。これらの色は、地球、水、火を象徴するもので、具体的には、黒は土地の豊かさと国民の献身を、白は島を取り囲む海と国の願いの純粋さと平等を、赤は太陽の温かさとその力、土地の活力、国民の勇気と友情を表しています。 縦横比 3:5 |
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ニカラグア | 横に3等分され、上から青、白、青の配色で、中央の白の帯の中央には国章が配されています。国章は、円周状の上半分にスペイン語でニカラグア共和国、下半分に中央アメリカとそれぞれ書かれた文字に囲まれて、平等を意味する三角形の中に中米の5つの国(コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア)を表す5つの山、平和を象徴する虹、その間に自由を象徴する赤のフリジア帽が描かれたものです。かつての中央アメリカ連邦共和国の青、白、青の横縞の国旗に由来し、両側の2本の青い帯は太平洋とカリブ海を、白い帯はその2つの海に挟まれた国土を表しています。なお、この国旗は、縦横比が違うものの、中央に国章が描かれたエルサルバドル、5つの星が描かれたホンジュラスの国旗と配色がほぼ同じになっています。 縦横比 3:5 |
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ハイチ | 上下に青と赤で2等分され、中央の白抜きの長方形の中に国章が描かれています。国章は、中央に1本のヤシの木が立ち、その前に芝生の上に置かれた2基の砲台が左右を向いて並び、その後方に左右3つずつの国旗が飾られているもので、ヤシの木の上には自由の象徴である赤いフリジア帽が描かれており、芝生の上に置かれたリボンにはハイチの国是である「団結は力なり」の言葉がフランス語で書かれています。中央の白を含む3色は旧宗主国であるフランスの3色旗に由来し、青と赤の2色は黒人と混血人種の団結を表しています。 縦横比 3:5 |
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パナマ | 縦横に同じ面積の4つの長方形に分割されており、左上と右下は白地でそれぞれ青と赤の星が中央に配されており、右上は赤、左下は青の無地となっています。青と赤は2大政党である保守党と自由党の色であり、白はその2大政党の平和を、青い星は国民の美徳である純潔さと正直さを、赤い星は権威と法律を表しています。 縦横比 2:3 |
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バハマ | 横に3等分され、上から青、黄色、青の配色で、左辺を底辺とする黒の正三角形が中央に向かって伸びています。帯の色は、青い海に囲まれた金色のビーチを意味し、黒は団結した国民の力を、三角形は陸と海の豊かな資源を開発するバハマ人の気力と決意を表しています。 縦横比 1:2 |
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バルバドス | 縦に3等分され、左から青、黄色、青の配色で、中央の黄色の帯の中央にはトライデント(三叉の矛)の矛先が黒で描かれています。青は海と空を、黄色は光り輝くビーチを、トライデントは独立と過去との隔絶を表しています。 縦横比 2:3 |
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プエルトリコ | 赤で始まり赤で終わる赤と白の等間隔の横帯5本の地で、左辺を底辺とする青の二等辺三角形が中央に向かって伸びており、その三角形の中央には白い星が配されています。白い星はプエルトリコを、三角形の三辺は、政府の行政、立法、司法の3部門を象徴し、青は白と海岸を、赤は戦士によって流された血を、白は自由と勝利と平和を表しています。デザインは米国旗の影響を受けたものである一方、キューバの国旗とは赤と青の配色を入れ替えると非常に似ています。 縦横比 2:3 |
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ベリーズ | 青地の上下端に細めの赤の帯が入っており、青地の中心には白い大きな円の中に国章が配されています。国章の丸い輪郭は25枚の葉で囲まれており、中央にはマホガニーの木が、その前には盾が置かれています。盾には、上半分に木を切る道具が、下半分に船が描かれており、これらは18世紀から19世紀のベリーズの経済にマホガニーが重要な役割を持っていたことを象徴しています。盾は、別々の人種の2人の木こりに支えられていて、左の人物は斧、右の人物は櫂を持っています。これは、マホガニーと造船の重要性を表しており、下部にあるリボンの中には「木陰の下で栄える」という国の標語がラテン語で書かれています。なお、ベリーズの国旗は人間が描かれた世界で唯一の国旗です。 縦横比 2:3 |
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ホンジュラス | 横に3等分され、上から青、白、青の配色で、中央の白の帯の中央には5つの星が青でエックス字形に配されています。5つの星は、中米の旧連邦共和国のメンバーであるコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアを、上下2本の青い帯は太平洋とカリブ海を、白い帯はその2つの海に挟まれた国土とともに国民の平和と繁栄を表しています。なお、この国旗は、縦横比が違うものの、どちらも中央に国章が描かれたエルサルバドルとニカラグアの国旗と配色がほぼ同じになっています。 縦横比 1:2 |
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メキシコ | 縦に3等分され、左から緑、白、赤の配色で、白い帯の中央には、月桂樹の枝を国旗の色のリボンで結んだリースの上に、サボテンに立ち嘴に蛇を咥えた鷲が描かれた国章が配されています。緑は希望と喜びと愛を、白は平和と誠実さを、赤は安定、勇敢さ、強さ、勇気を表しています。国章は、昔アステカの民が首都を決める際にウィツィロポチトリ神の「サボテンの上に蛇を食らう鷲がいる土地」を探せとの神託により200年間彷徨った末にテクシココ湖で神託に適う土地を発見し、テノチティトラン(現在のメキシコシティ)を建設したという伝説に由来します。 なお、縦横比と色の濃淡は若干違いますが、中央の国章を取り除くとイタリアの国旗と同じ配色です。 縦横比 4:7 |