首都 | North Nicosia |
(カナ) | 北レフコシャ(ニコシア) |
面積(k㎡) | 3,355 |
面積ランキング | 173位相当 |
人口(人、2017年) | 326,000 |
人口ランキング | 177位相当 |
UTC/GMT | +02:00 |
サマータイム | あり |
通貨 | トルコ・リラ(TRY) |
公用語 | トルコ語 |
国際電話国番号 | 90-392 |
通行車線 | 左側 |
北キプロスの国旗
北キプロスの位置と地図
北キプロスの写真集
北キプロスの紙幣
《為替レート》
1リラ ≒ 20.78円(2019年1月1日現在)
地中海の北東端に浮かぶキプロス島は典型的な地中海性気候で、冬に一定の降雨がありますが、夏季(特に6月から10月頃にかけて)は日差しが非常に強く乾燥し、晴天に恵まれます。11月から5月始め頃までは曇りや雨で冴えない天気の日が多いので、観光には気温は高いものの乾燥していて過ごしやすい夏季が望ましいといえます。
世界遺産
・なし
その他
・世界で唯一残る分断された首都ニコシア
キプロスから北キプロスへ陸路で入国する場合、北キプロスはキプロス領内との位置づけなのでキプロス滞在期間を含め短期(3ヶ月以内)の観光目的の旅行ではビザは必要ありません。
詳しくは、外務省海外安全ホームページ(キプロス)の「査証、出入国審査等」の項でご確認下さい。
一方、トルコから空路で北キプロスに直接入国する場合には、日本と北キプロスとの間には外交関係はありません(日本は北キプロスを国として認めていません)のでビザ等は必要ありません。また、このような背景から、キプロスを経由しないで北キプロスへ入国することは厳密にはキプロスへの密入国になります(ただし、普通に入国はできます。一方で北キプロスへ空路で入国した場合にはキプロスから出国することはできません)。
日本から北キプロスへの直行便はありません。空路の場合はトルコ経由となります。なお、キプロスからはニコシアの検問所で簡単な手続きを踏めば問題なく入国できます。
キプロス島では長い間、多数派を占めるギリシャ系住民と少数派のトルコ系住民との間で激しい対立が続いており、現在でも北キプロスは、世界でトルコ共和国のみが承認する独立国家となっています。現在では南北間の移動も(パスポートチェックはありますが)自由で、国内各都市の治安もほぼ問題ありません。詳しくは外務省海外安全ホームページ(キプロス)をご覧下さい。
2005年まではキプロス(南側)から北キプロスへの訪問は日帰りしか許されていませんでしたが、その後徐々に条件は緩和され、現在では何の問題もなく南北の往来が可能となりました。それまでは両地域間の対立も激しく両国境の緩衝地帯には国連軍が常駐するなど厳しい態勢が敷かれていましたが、現在ではそれも解かれ、両国共に全く平和な環境が確保されています。南側のキプロスは従来から欧米人にとっての人気のリゾート地で観光客も多かったのですが、北側は最近でも訪れる人は限られているため、美しい海や遺跡が多数存在しながら人々は素朴でとても落ち着いた旅行ができるので、キプロスを訪れた際には是非最低でも2~3日は北キプロスも訪問してみて下さい。きっと満足できるはずです。
2017年4月