主都 | Torshavn |
(カナ) | トースハウン |
面積(k㎡) | 1,396 |
面積ランキング | 177位 |
人口(人、2013年) | 49,469 |
人口ランキング | 207位 |
UTC/GMT | +00:00 |
サマータイム | あり |
通貨 | フェロー・クローネ(DKK) |
公用語 | フェロー語・デンマーク語 |
国際電話国番号 | 298 |
通行車線 | 右側 |
フェロー諸島は1年を通じて雨や曇りの日が多いのですが、中でも9月から4月頃にかけては雨量も増えます。また、緯度が高いため冬場は昼間の日照時間が短くなるため、観光には比較的雨が少なく、気温も高く、日照時間も長い5月から8月頃までの夏季が適しています。
世界遺産
・なし
短期(3ヶ月以内)の観光目的の旅行ではビザは必要ありません。なお、フェロー諸島はデンマークの自治領であるためシェンゲン領域に含まれていますので、長期旅行者の方は留意が必要です(詳しくは、外務省ホームページにおける「欧州諸国を訪問する方へ」をご参照下さい)。また、パスポートの有効期間は、シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上必要です。
詳しくは、外務省海外安全ホームページ(デンマーク)でご確認下さい。
日本からフェロー諸島への直行便はありません。デンマークのコペンハーゲンからが最も便数も多く便利ですが、アイスランドのレイキャヴィクからもほぼ毎日フライトがありますので、アイスランド観光とセットで訪れる旅行者も多いようです。イギリスやノルウエーの一部都市からも定期便が就航されています。
国際線の就航するヴォーアール空港は主都のトースハウンから50km弱離れた場所にあり、公共交通機関は1日6~10便程度のバスだけで、料金は乗車距離に応じて最高(空港~トースハウンまでで)90クローネ(1,600円弱、所要約1時間)です(2018年7月現在)。このような状況から、多くの旅行者は空港などでレンタカーを借りて移動することが多いようです(ただし、空港のレンタカーは非常に高額なことで有名なので、とりあえず宿泊先までバスで移動し、そこでレンタカーを借りるのがお勧めです。
ほぼ問題ありません。詳しくは外務省海外安全ホームページ(デンマーク)をご覧下さい。
フェロー諸島と言っても、大抵の日本人からは「何それ?」「どこそれ?」といった反応だと思いますが、その独特の景観やかわいらしいパフィンの集落が観察できることなどもあって欧米旅行者の間ではそれほど珍しい旅先ではないようです。それでも飛行機の便数は限られているし、島内の公共交通網もあまり発達しているとは言えないので、まだまだ訪問客は多くはありません。そんなこともあって、21世紀の現在でも落ち着いた人々の暮らしを目の当たりにすることもできるし自然も手つかずなので、実際に訪問してみると十分楽しむことができると思います。滞在中の天候があまり優れなかったこともあって、個人的にはもう一度くらい訪問したいと思わせる地域でした。
2018年7月