首都 | Yaounde |
(カナ) | ヤウンデ |
面積(k㎡) | 472,710 |
面積ランキング | 52位 |
人口(人、2013年) | 22,253,959 |
人口ランキング | 55位 |
UTC/GMT | +01:00 |
サマータイム | なし |
通貨 | CFAフラン(XAF) |
公用語 | フランス語・英語 |
国際電話国番号 | 237 |
通行車線 | 右側 |
カメルーンの国旗
カメルーンの位置と地図
カメルーンの写真集
カメルーンの紙幣
《為替レート》
1フラン ≒ 0.19円(2019年1月1日現在)
カメルーンは、国土面積自体はそれほど大きくはありませんが、南西部に広がるビーチ、そのすぐ北にそびえる標高4,095mのカメルーン山、アフリカで最も深いジャングルの一つとされている熱帯雨林に覆われた南部地域、北部に広がるサバンナなど、アフリカの縮図とも言われる多種多様な地理を有しています。気候は、ほぼ全域が熱帯に属しますが、北部から南部に向かうに従って湿潤多雨となります。一般の観光客が訪れる南西地域は特に雨が多く、3月から6月頃と9月から10月頃の年2回の雨季は観光には適しませんので、12月から2月頃までの乾季がベストシーズンと言えます。
世界遺産
・ジャー動物保護区
・サンガ川流域の3カ国保護地域
カメルーンの入国に際しては事前にビザの取得が必要です。また、ビザの取得に当たっては、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。
詳しくは、駐日カメルーン大使館及び外務省海外安全ホームページ(カメルーン)の「査証、出入国審査等」の項でご確認下さい。
首都ヤウンデ及び国内最大の都市ドゥアラが国際線の玄関口となりますが、双方とも日本からの直行便はありません。欧州主要都市からの便も多くありますが、料金を考えると、アディス・アベバ(エチオピア航空)、イスタンブール(トルコ航空)経由などが妥当だと思います。
ヤウンデの ンシマーレン国際空港(Nshimalen International Airport)は中心部の南約20kmの場所にありますが、公共交通機関はないためタクシーでの移動となります。所要約30分で日本円換算で1,000円~1,500円というのが相場のようです。(2016年2月現在)
一方、ドゥアラのドゥアラ国際空港(Douala International Airport)は市内のすぐ南にあり、中心部からだとタクシーで1,000円足らずの料金となっています。
極北部ではイスラム過激派組織ボコ・ハラムを始めとしたテロ組織が勢力を拡大しているため渡航できる状態ではありません。それ以外の地方都市は一般的に問題ありませんが、首都のヤウンデや国内最大都市ドゥアラなどでは昼間でも強盗事件が発生したりしているようなので、現地での情報をもとに、危険な区域や時間帯には外出しないなどの注意が必要です。詳しくは外務省海外安全ホームページ(カメルーン)をご覧下さい。
中央アフリカ諸国の中では、現在唯一普通に観光できる国とされていますが、確かに普通に観光できます。逆のケースはよく見られますが、どうしてこのように周りを固められてこのレベルで安定できているのか不思議でなりません。ただ、警察組織を始めとする体制側の人たちは中々油断できません。ちょっと意味は違いますが「敵は内にあり」を国ぐるみで体現した感じです。そんな調子ですので、大都市を除いては特に大きな危険も感じませんし、美しいビーチやジャングルクルーズ、トレッキングなどアトラクションもそこそこ豊富だし、食事も、魔法の調味料「マギーソース」が随所に使われていて結構美味しいので、その方面に興味のある方にはお薦めの国だと思います。
2016年2月