首都 | Nairobi |
(カナ) | ナイロビ |
面積(k㎡) | 569,140 |
面積ランキング | 46位 |
人口(人、2013年) | 44,353,691 |
人口ランキング | 31位 |
UTC/GMT | +03:00 |
サマータイム | なし |
通貨 | ケニア・シリング(KES) |
公用語 | スワヒリ語・英語 |
国際電話国番号 | 254 |
通行車線 | 左側 |
ケニアの国旗
ケニアの位置と地図
ケニアの写真集
ケニアの紙幣
《為替レート》
1シリング ≒ 1.07円(2019年1月1日現在)
赤道直下にもかかわらず、多くの観光客が訪れる中部一帯は標高1,500mを超す高原地帯であるため、1年を通じて平均気温は15~20度という過ごしやすい気候です。ただし、雨期が2度(3~5月頃の大雨期と11~12月頃の小雨季)あり、特に大雨期にはホテルなどは長期休業するところもある上、一般的に道路の整備状況が良くないため雨期には通行不能になる区間も出てきますので、これらの時期は避けた方が良いでしょう。
このため、乾季である1月から2月頃と6月から9月頃くらいまでが観光には最も適しています。
ただし、どちらにしろ、高地のため昼夜の寒暖差が大きいので、1年を通じて服装には十分な注意が必要です。
世界遺産
・ケニア山国立公園/自然林
・トゥルカナ湖国立公園群
・ラム旧市街
・ミジケンダの聖なるカヤの森林
・モンバサのジーザス要塞
・ケニアグレート・リフト・バレーの湖群の生態系
その他
・マサイ・マラ国立公園
・アンボセリ国立公園
・ツァボ・ウエスト国立公園
旅行の目的にかかわらずビザの取得が必要です。現時点では、主なケニアの国際空港や国境でも取得は可能とされていますが、過去には空港や国境での査証発給が中止された経緯があることから、事前に取得することが望ましいと思われます。
なお、ケニア、ウガンダ及びルワンダを周遊する際には、3カ国共通の「東アフリカ観光ビザ」というお得なビザもありますので、必要に応じてこちらもご活用下さい(ただし、このビザは3カ国のうち最初に入国する国の大使館で申請及び取得する必要があるのでご注意下さい)。
詳しくは、外務省海外安全ホームページ(ケニア)の「査証、出入国審査等」の項及び駐日ケニア共和国大使館のホームページでご確認下さい。
日本から首都ナイロビを含むケニア各都市への直行便はありません。エチオピア航空、KLMオランダ航空、エティハド航空、カタール航空、エミレーツ航空などの利用による各国経由が一般的です。
空港はナイロビ中心部から15kmほど南東にあり、鉄道やバスなどの公共交通機関はないためタクシーでの移動となり、料金は米ドル換算で20から30ドルほどかかります。(2019年1月現在)
ナイロビを始めとした大都市部では特に夜間においては隣のブロックのレストランに行くのにも絶対にタクシーを使えと言われるほど治安が悪く、特にナイロビは、南アフリカのヨハネスブルグ、ナイジェリアのラゴスと並ぶアフリカ3大危険都市とされていますので、外出の際にはホテルのフロントなどで情報を収集するなど、十分な注意が必要です。詳しくは外務省海外安全ホームページ(ケニア)をご覧下さい。
アフリカと言えばまずケニアを思い浮かべる人も多いのではないかと思われるほど世界的に有名な観光立国ですが、個人的にはこれまで縁が無く、世界で149ヶ国目、アフリカの中でも24ヶ国目の訪問ととても遅咲きになってしまいました。その最も大きな要因はやはり話に聞く治安の悪さです。首都ナイロビの悪名高さとともに、レンタカーを運転していて窓を割られて襲われたなどという話を耳にする度に、動物たちの笑顔に触れたいという引力は強く感じながらも、どうしたものかと困っていました。
そんな調子でなかなか機会がありませんでしたが、この度、一念発起して訪れたところ、サファリに関してはぐうの音も出ないほど充実していて思い残すことがないほど満足できました。
唯一の難点は、ナミビアや南アフリカ、ジンバブエなどと違ってレンタカーでのサファリがほとんど楽しめないために現地ツアーに参加せざろう得ず、やはりコストが高くなってしまったことでしょうか(これはタンザニアも同様なのですが)。
それでも、一生に一度くらいこんな贅沢な旅行をしてもバチが当たらないだろうと割り切ることができさえすれば誰でも満足できる国(というか動物たち)だと思うので、何か特別なことがあった時には自分へのご褒美として訪問してみるのはとてもいいことだと思います。
2019年7月