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旅の季節（ベストシーズン）

カザフスタンは世界第９位の面積を持つほど広いため、地域によって気候がかなり異なります。国土は北からツンドラ，ステップ，砂漠・土漠と続き、南端のキルギスとの国境付近には4,000～7,000m級の山脈が連なっています。首都のアスタナのある北部は冬は零下30度まで冷え込むこともある一方、夏場には30度近くまで気温が上がり過ごしやすい気候になります。国内最大の都市アルマティのある南部でも日本の札幌と同程度の緯度に位置しているため冬はマイナス10度程度まで冷え込みますので、国土全体を通じて温暖な６月から９月頃までが最も観光に適しているといえます。

　　　　　
　　　　　

　　　　　

主な見どころ

世界遺産
・ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟
・タムガリの考古的景観にある岩絵群
・サルヤルカ-カザフスタン北部のステップと湖沼群
・シルクロード：長安－天山回廊の交易路網
・西天山

観光ビザ

30日以内の滞在であればビザは必要ありません。
詳しくは、駐日カザフスタン大使館及び外務省海外安全ホームページ（カザフスタン）の「査証、出入国審査等」の項でご確認下さい。

フライト情報

日本から首都アスタナ、国内最大都市アルマティを含むカザフスタンへの直行便はありません。ウズベキスタン航空（タシケント経由）、アシアナ航空（仁川経由）が１度の乗り継ぎでアクセスできる（ただし共に毎日就航ではありません）他、時間は余計にかかりますが、中国南方航空（ウルムチ経由）、アエロフロート（モスクワ経由）、エティハド航空（アブダビ経由）なども利用可能です。

空港から市内へ

空港は中心地から15kmほど北にありますが、日中であれば市営バスの79番、86番、92番で市内まで約40～50分、均一料金の80テンゲ（日本円で30円弱）で便利にアクセスできます。深夜など、タクシーを利用する場合には 1,200～2,000テンゲ（日本円で400～600円）程度かかります。（2016年7月現在）

安全情報

ほぼ問題ありません。詳しくは外務省海外安全ホームページ（カザフスタン）をご覧下さい。

一口コメント

カザフスタンというと、知っている人でもバイコヌール（宇宙基地）くらいしか思い浮かぶものがないのではないかというほどの淡泊な印象の国ですが、南部にはかつてのシルクロードの面影を残す遺跡などもあり、そこそこ楽しめる国です。国内最大の都市アルマティでは中央アジアの中でも最もレベルの高いシャシュリク（肉の串焼き）などを始めとしたバラエティー豊かな料理が日本人の感覚からすると信じられないような価格で楽しめたりするので、つい長居をしたくなってしまいます。北部は比較的ロシア色が濃いようですが、南部では、他の中央アジア諸国同様、非常にフレンドリーで親切な人が多いので非常に気持ちよく旅行ができるのも魅力の一つです。

渡航履歴

2016年7月