首都 | Reykjavik |
(カナ) | レイキャビク |
面積(k㎡) | 100,250 |
面積ランキング | 105位 |
人口(人、2013年) | 323,002 |
人口ランキング | 177位 |
UTC/GMT | +00:00 |
サマータイム | なし |
通貨 | アイスランド・クローナ(ISK) |
公用語 | アイスランド語 |
国際電話国番号 | 354 |
通行車線 | 右側 |
アイスランドは1年を通じて寒いのですが、夏季は比較的暖かくなります(それでも日中でも上着が必要なほどの気温です)。また、緯度が非常に高いので夏季は日が長く遅くまで観光が楽しめます(6~8月頃にかけては夜中の12時を過ぎても十分な明るさが残っています)ので、一般的な観光であれば5月から9月初旬頃までが適しています。
一方、アイスランド観光の目玉の一つでもあるオーロラを楽しみたい場合には夜に暗くなる時間がある10~3月頃が良いとされています(オーロラ自体は通年出現しているそうなのですが、夏季には夜中でも空が十分に暗くならないので観察できないのです)。
世界遺産
・シングヴェトリル国立公園
・スルツエイ
短期(3ヶ月以内)の観光目的の旅行ではビザは必要ありません。なお、アイスランドは、シェンゲン領域に含まれていますので、長期旅行者の方は留意が必要です(詳しくは、外務省ホームページにおける「欧州諸国を訪問する方へ」をご参照下さい)。また、パスポートの有効期間は、シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上必要です。
詳しくは、外務省海外安全ホームページ(アイスランド)の「査証、出入国審査等」の項をご確認下さい。
日本からレイキャビクを含むアイスランド各都市への直行便はありません。一般的には、レイキャビック行きの便が就航しているヨーロッパ主要都市まで飛んで、そこからアクセスするのが最も便利です。その他、エア・カナダであれば、カナダの東海岸都市(モントリオールやトロント)でのトランジット1回で到着することができるので、これも悪くないと思います。ただし、2016年3月以降、航空機でカナダへ入国(トランジットも含む)する際、米国の電子渡航認証システム(ESTA)と同様,事前にパスポート情報等を登録しオンライン認証を受けることを義務付ける電子渡航認証(Electronic Travel Authorization。略称:eTA)の導入が開始されました。認証申請は、カナダ政府専用ウェブサイトから行なう必要があります。2016年11月以降、eTAを取得していない旅行者はカナダ行きの航空機に搭乗できなくなりましたので十分ご注意下さい。
詳しくは、外務省海外安全ホームページ(カナダ)の「査証、出入国審査等」の項をご確認下さい。
多くの国際線の就航するケフラヴィーク(Keflavik)空港はレイキャビク中心部から約50km離れた場所にあり、公共交通機関はFlybus社とAirport Express社が運行するバスだけです。料金は前者が2,950クローネ、後者が2,900クローナ(約3,000円)で、所要時間は共に約50分です。
一方、国内線とフェロー諸島などへの便が発着する Domestic Airport は、市内中心部から2kmほどの距離なので徒歩でもアクセス可能ですが、15番の市内バス(420クローナ、約450円)も利用できます。(料金は全て2018年7月現在)
ほぼ問題ありません。詳しくは外務省海外安全ホームページ(アイスランド)をご覧下さい。
フォトジェニックな景色満載で、どこへ言っても本格的なカメラを携行した玄人及び素人カメラマンが跋扈しているアイスランドは、他の国とは一味違った多くの観光名所が乱立する写真家冥利に尽きる国です。一般的には、1週間から10日ほどかけてリング・ロードと呼ばれる島の外周道路を1周するというのが定番ですが、そこまで時間がない人はレイキャビクから日帰りで周遊可能なゴールデン・サークルと呼ばれるエリアで軽く済ませることも可能です。
日本から結構遠いというのも難点ですが、それに輪をかけて悩ましいのが異常な物価高です。一般的な北欧(スカンジナビア半島)で日本の2倍ほどの物価で苦しめられた苦い思い出がありますが、アイスランドはそのまた1.5~2倍ほどの超散財国家です。東南アジア辺りの国なら千円弱で泊まれる何の変哲もないドミトリーで5千円程度、同様に2~3千円程度の個室ホステル(バス・トイレ共同)だと15,000円を下回ることは稀です。外食代も同じような有様なので、滞在中はほとんど自炊に頼らざるを得ませんでした。素晴らしい景色が目白押しの魅力的な国ですが、十分な覚悟を持って臨みましょう。
2018年7月