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旅の季節（ベストシーズン）

アルメニアは、北側に小コーカサス山脈、西側にアルメニア高地が広がる山国で、国土の90%が標高1,000〜3,000メートルとなっています。国内最大の平地は首都エレバンが位置するアララト盆地ですが、ここでも標高は約1,000mあります。全体的に高地特有の大陸性乾燥気候で四季がありますが、夏は暑く冬は非常に寒くなります。観光には、雨も少なく湿度が低いため過ごしやすい夏季（６月～９月頃）が適しています。

　　　　　
　　　　　

主な見どころ

世界遺産
・ハフパトとサナヒンの修道院群
・ゲハルト修道院とアザート川上流域
・エチミアツィンの大聖堂と教会群及びズヴァルトノツの古代遺跡

観光ビザ

短期（180日以内）の観光目的の旅行ではビザは必要ありません。詳しくは、外務省海外安全ホームページ（アルメニア）の「査証、出入国審査等」の項もご参照下さい。

フライト情報

日本からアルメニアへの直行便はありません。モスクワ（アエロフロート）、ドバイ（エミレーツ航空）経由が一般的ですが、コーカサス３国を周遊するのであれば、ドーハ（カタール航空）、イスタンブール（トルコ航空）経由でトビリシ（ジョージア）に入り、陸路で入国するのも便利です。

空港から市内へ

エレバンのズヴァルトノッツ国際空港から市内へは、108番のミニバス（AMD200）がメトロの Barekamutyun 駅との間を日中（7:30～22:30）約20分おきに結んでいます。タクシーを利用すると、AMD3,000～5,000程度かかります。（2015年9月現在）

安全情報

アゼルバイジャンとの国境付近を除き、ほぼ問題ありません。詳しくは外務省海外安全ホームページ（アルメニア）をご参照下さい。

一口コメント

美しい教会が各地に点在していますが、国土はあまり広くはないので、どうせならコーカサス３国、少なくともジョージアとセットで訪問されることをお薦めします。隣接するトルコ及びアゼルバイジャンとの国境は閉鎖されているため、空路を除けばほとんどの旅行者がジョージアから入国することになりますので一石二鳥です（メジャーではありませんがイランからの入国も可能です）。国内の移動はレンタカーも便利ですが、交通警察の数が尋常ではなく至る所で速度違反の取締りをしているので注意が必要です。なお、興味があれば、隣接するアゼルバイジャン領内の事実上の独立国ナゴルノ･カラバフを訪れてみるのもいいと思います（外務省からは危険情報が発出されていますが、アゼルバイジャン国境付近を除いてほとんど危険はありません）。

渡航履歴

2015年9月