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旅の写真集  マダガスカル共和国(前編)HEADLINE

マダガスカル観光の旅行記を兼ねた写真集(前編)です。ここでは、まず手始めに首都アンタナナリボ近郊のレミュール・パークで動物達と触れ合った後、西海岸のモロンダバへ移動し、バオバブの並木道、キリンディー保護区、世界遺産の奇観ツィンギーに至る旅をご紹介します。

《レミュール・パーク》

マダガスカルは自然の景観、多種多様な独特な動物たち、素朴な人々と、見どころ満載の国です。
そんな中、やっぱり動物を見ずには始まらないということで、早速、首都アンタナナリボ(Antananarivo)の約20km南西にある自然公園 Lemur's Park を訪れることにしました。

レミュールとはキツネザルのことで、約5ha(50,000㎡)の広さの公園内には、ここマダガスカルでしか見られない動物たちが放し飼いにされています。
《カメレオン ①》

入口を入るといきなりカメレオンが道端を歩いていました。
カメレオンは厳密にはキツネザルの仲間ではありませんが、それでも一気に士気が高まります。
《カンムリベローシファカ ①》

少し歩くとすぐに Crowned Sifaka と遭遇です。
《カンムリベローシファカ ②》

動物園ではないので柵もなく、すぐ近くまで近寄ることができます。
《カンムリベローシファカ ③》

マダガスカルの動物たちは昨今手厚く保護されているし、霊長目ということで一応サルの一種なので頭も良いようなので、人間を怖れることがあまりないのもチャームポイントです。
《コクレルシファカ》

こちらは Coquerel's Sifaka です。肩から腕にかけてと腿の辺りの美しい臙脂色が印象的です。

体長40~50cmに対して尾の長さが50~60cmと長いのも特徴です。
《ブラウンキツネザル ①》

マダガスカルでは広い範囲で見られるキツネザルの一種 Common Brown Lemur は、別名チャイロキツネザルとも呼ばれ、95%以上の時間を樹上で過ごし、稀にしか地上に降りて来ないそうです。
《ブラウンキツネザル ②》

体長は40~50cmほどで、ほぼ同じ長さの尻尾を持っています。5~12頭程度の群れで生活するそうです。
《ブラウンキツネザル ③》

耐毒性が比較的強く、昆虫や樹皮、土なども食べるそうですが、他のキツネザル同様、食物の大部分はフルーツと木の葉です。
《ワオキツネザル》

マダガスカルと言えばワオキツネザルというほど有名な Ring-tailed Lemur です。

尾が白と黒のリングを繋げたような模様をしていることから輪尾という名が付きました。 
《シロクロエリマキキツネザル ①》

パンダとコリー犬を掛け合わせたような風体をしているのは Black-and-white Ruffed Lemur です。
《シロクロエリマキキツネザル ②》

体長50~60cm(尾の長さもほぼ同じ)とキツネザルの中では大きめです。
《シロクロエリマキキツネザル ③》

この公園の主な動物たちはこんな感じですが、マダガスカルに生息する約25万種の野生生物の70%以上がこの島だけで見られる固有種だそうなので、今後に向けて期待が高まりました。
《カメレオン ②》

お迎えはカメレオンでしたが、お別れもカメレオンです。
《マダガスカル航空》

夏休みを利用しての日本往復込みで11日間の旅行なので、午後には次の目的地である西海岸のモロンダバ(Morondava)に飛行機で向かいます。
《モロンダバ付近の様子》

モロンダバの近郊はバオバブの並木道を始めとしたバオバブの名所として有名です。飛行機からも散在するバオバブの木々が見え、ますます気分が盛り上がってきます。
《地元の子供たち》

モロンダバでは、質素な衣装に身を包んだ子供たちがお出迎えです。
《バオバブ ①》

バオバブはアフリカ大陸で多く見られますが、マダガスカルを訪れてバオバブを見ないで帰る人はいないほどここでは特に有名な木です。
《バオバブ ②》

池に映る姿も絵になります。
《バオバブ ③》

この辺りのもので、高さは約20メートル、直径は太いもので5メートル以上あります。
《バオバブ ④》

その姿から、悪魔が巨木を引き抜いて逆さまに突っ込んだという言い伝えもあるそうです。
《バオバブの並木道 ①》

そんな中、マダガスカルで最も有名な景観とも言えるBobab Alley(地元ではフランス語で Avenue du Baobab)は、モロンダバの北約15kmに位置する名所です。

ただ、この15kmがマダガスカルでは標準的ながらも酷い悪路で、渋滞しているわけでもないのに到着までに車で約1時間かかります。
《バオバブの並木道 ②》

並木道と言うにふさわしく、未舗装の道路の両側に約1kmに渡ってバオバブが並ぶ見事な風景ですが、この道はこれでもモロンダバから西海岸沿いに北へ向かう幹線道路の一部です。
《バオバブの並木道 ③》

ただし、通る車はほとんどが観光客を乗せた4WDなどで、主に地元の人がのんびりと歩いているのが目に留る程度ののどかな雰囲気です。
《バオバブの並木道 ④》

付近に住居らしきものはほとんど見当たらないのですが、どういうわけかそこそこ通行人がいます。
《バオバブの並木道に沈む夕陽 ①》

バオバブの並木道のお約束とも言えるのがバオバブの間に沈む夕陽です。
《バオバブの並木道に沈む夕陽 ②》

バオバブの木も1本ずつ個性があってそれぞれ趣が違います。
《バオバブの並木道に沈む夕陽 ③》

ロマンチックなムードに包まれて1日が終わりました。
《キリンディー森林保護区 ①》

前夜はバオバブの並木道の約40km北に広がる Kirindy Forest Reserve 内のキャンプのロッジに泊まりました。
ロッジと言っても極めて簡素な造りです。
《フォッサ ①》

朝食に出かけようとすると、道の奥から薄汚れた犬のような動物が現れました。

ただの犬かと思って馬鹿にしていたら、近くにいた人が Fossa だと教えてくれました。
《フォッサ ②》

フォッサと言えばマダガスカル固有の捕食獣です。
Wikipediaによると、「樹上棲だが、地表でも活動する。夜行性だが、昼間に活動することもある。木の股で休むが、洞窟で休むこともある」という節操のない奴です。
食われちゃうんじゃないかとびびった訳ではありませんが、手ブレしてしまいました。
《シロアシイタチキツネザル ①》

朝食を終えると早速ウオーキング・サファリです。

キリンディーは 100k㎡以上もある広大な保護区なので無闇に歩いても疲れるだけなので、ガイドの案内で進みます。

すると間もなく White-footed Sportive Lemur を見つけました。
《シロアシイタチキツネザル ②》

体長約25cm(尻尾の長さも同程度)、体重500g前後というとても可愛らしいキツネザルです。
《シロアシイタチキツネザル ③》

他のマダガスカルの多くの固有種同様、可哀想なことにこのキツネザルも、森林破壊による生息地の減少などによって絶滅の危機に瀕しています。
《マダガスカルサンコウチョウ ①》

こちらは Madagascar Paradise Fly Catcher です。
何の変哲もない鳥に見えますが、この鳥は、生後3年ほどで、赤褐色型と白黒型という色の違う二つの種類に分かれ、それ以降は色が変化することはないとのことで、これは鳥類では極めて珍しいことだそうです。
《マダガスカルサンコウチョウ ②》

赤褐色型の方が見映えは良いのですが、この時は白黒型しか見られませんでした。

因みに、マダガスカルは258種の鳥の生息地であり、そのうちの115種は世界中の他の地域で発見されていない固有種だそうです。
《ブラウンキツネザル ④》

レミュール・パークでもお見かけした、別名チャイロキツネザルです。
《ベローシファカ ①》

こちらは、今回初めて登場する Verreaux's Sifaka という名のキツネザルです。
《ベローシファカ ②》

マダガスカルではワオキツネザルと並ぶ人気者です。

因みに、首輪が付いていますが、これはペットだからという訳ではなく、個体識別のためのものですのでご了承下さい。
《ベローシファカ ③》

お腹に子供を抱えて移動している輩もいます。
《ベローシファカ ④》

ベローシファカについては、後編ので詳しくご紹介しますので今回はこのくらいにさせて頂きます。
《シロアシイタチキツネザル ⑤》

これまたキュートなシロアシ何とかです。
《ゲッコー》

話が前後しますが、実は前夜にはナイト・サファリといにも参加しました。
その時も、どういう視力をしているのか解りませんが、真っ暗闇の中、ガイドが目ざとく様々な生き物を見つけて紹介してくれました。
こちらは Gecko。はヤモリの英名です。海外では様々なゲッコーがいますが、これも、名前は分かりませんが恐らくこの島の固有種と思われます。
《シロアシイタチキツネザル ⑥》

こちらは例のシロアシ~です。

どうして真っ暗闇の中で息を潜めて潜んでいる連中を見つけることができるのか、本当に謎です。
《クモ》

クモと言ってしまえばそれまでですが、恐らく希少種なのでしょう。

1時間半程度でこれだけの成果ですが、ガイドの腕前には驚きました。
《ツィリビヒナ川 ①》

キリンディーの次に向かったのはユネスコの世界自然遺産にも登録されているツィンギー(Tsingy)への玄関口となるベコパカ(Bekopaka)の村です。
キリンディーから50km、相変わらずの悪路を1時間半ほど車に揺られて到着したのは、モロンダバとベコパカのちょうど中間点ほどを流れる Tsiribihina 川です。
《ツィリビヒナ川 ②》

川には、水牛の群れを渡らせようとする水牛使いがのんびりと仕事に従事している姿も見えました。
《渡し舟 ①》

マダガスカルの社会資本は異常に脆弱で、舗装された道路はアスファルトが剥がれ落ちて舗装していない方がまし(多くの場合、車両は比較的状態の良い路肩寄りをとろとろ走ります)というくらいなので、こんなところに当然橋などあるわけもなく、渡川は手作りのフェリーになります。
《船着場の風景 ①》

その様子を毎日飽きずに眺める子供がいます。
《船着場の風景 ②》

付近には、このビジネスチャンスをものにしようと、数軒のショップや簡易食堂が店を営んでいます。
《船着場の風景 ③》

ビールにとてもよく合いそうな小魚のフライもありました。
《フェリーからの風景 ①》

船は充分時間をかけて30分ほどで川を渡ります(なお、川の流れの関係で逆行は約1時間かかります)。

とてもゆっくりですが、周囲のペースには馴染んでいます。
《フェリーからの風景 ②》

対向船とすれ違いました。
荷物満載です。積み方を間違えるとあっという間に転覆してしまいそうですが、毎日のルーティーンなので抜かりはないようです。

乗客は、荷物と車の隙間の空いたスペースに乗せてもらいます。
《フェリーからの風景 ③》

岸辺では地元の子供たちが裸一貫ではしゃいでいます。
《ベロ・ツィリビヒナの村 ①》

川を渡り終えて少し走ると Belo Tsiribihina の小さな村があります。
《ある日の昼食 ①》

ここから先ベコパカの村までは残り約100km、5時間弱の行程なので、ここでお待ちかねの昼食タイムです。
この日頼んだのはティラピア(川魚)のグリルです。ライスも付いて約250円というお値打ちメニューでしたが、味付けも良くとても満足できました。
それにしても海外で食べる素朴な料理というのはどうしてこう美味しいのでしょう?(米の国を除く)
《グラン・ツィンギー ①》【世界遺産】

安くて美味しい昼食のお陰もあってどうにか前日にベコパカに到着し、翌日はいよいよツィンギー観光です。

入口を入ると早速、針山のような独特の景観が登場しました。

ツィンギーにはグラン(大)ツィンギーとプティ(小)ツィンギーがあるのですが、せっかく来たのだから両方制覇することにして出発です。
《グラン・ツィンギー ②》【世界遺産】

最初に挑戦したのはグラン・ツィンギーです。

なお、グラン・ツィンギーにも、傾斜が少なく森の中を多く歩く3時間コースと、より岩場が多いが比較的高いところに登る5時間コース(こちらは腰巻き式の安全金具を装備して臨むちょっぴり本格的)の2種類が用意されていてどちらか選べるのですが、これまたせっかくここまで来たのだからという単純な理由で5時間コースを選びました。

結果的にコース自体はそれほどハードではなかったものの、途中、ご覧のような横幅50cmくらいしかないような狭い岩の隙間や、酷く天井が低い洞窟のようなところを通過し、体力よりも体型が重要だということを後になって知りました。
《グラン・ツィンギー ③》【世界遺産】

こちらは天井が低い洞窟のようなところの一例です。

天井にはコウモリが沢山ぶら下がっているので、この手の動物が苦手な人はちょっと怖いかもしれません。
《グラン・ツィンギー ④》【世界遺産】

何度か、ロープに掴まって岩壁を登るというようなチャレンジングな場面にも遭遇しましたが、比較的足場はしっかりとしているので、注意して登ればそれほど難しいものではありませんでした。
《グラン・ツィンギー ⑤》【世界遺産】

そんな努力の甲斐もあって随分高いところまで登ってきました。
《グラン・ツィンギー ⑥》【世界遺産】

因みに、ツィンギーとは、マダガスカル語で「先端」「先の尖った」といった意味で、ここにはカミソリのように尖った岩が林立しています。この岩山は、石灰岩のカルスト台地が数万年かけて侵食され、形成されたものと考えられています。
《グラン・ツィンギー ⑦》【世界遺産】

このような独特な景観と、ベローシファカやアイアイなど多くの固有種のキツネザルが生息する貴重な環境が評価され、1990年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
《グラン・ツィンギー ⑧》【世界遺産】

頂上付近には展望台もあります。

訪問者がそれほど多くないこともあって交代で占有できるため、落ち着いて景色を楽しむことができます。
《グラン・ツィンギー ⑨》【世界遺産】

それにしても奇観です。

長期間の風雨の浸食とは言え、どうしてこう尖ったりすることができるのか不思議です。
《グラン・ツィンギー ⑩》【世界遺産】

途中に平らにスライスしたような切り込みが入って、まるで後から載せたように見えるのも奇妙です。
《グラン・ツィンギー ⑪》【世界遺産】

上から見ると、まるで子供の頃に見た絵本の針地獄のようです。

落ちたらさぞかし痛そうです。
《グラン・ツィンギー ⑫》【世界遺産】

アトラクションを兼ねた吊橋も設置されています。

これで針山の上を渡って地獄気分を満喫しようという算段です。

ただし、本当に地獄に落ちてしまってはちょっと笑えないので、事前に装備していた腰巻き式の安全金具を手摺りに繋いで渡るので安心です。
《グラン・ツィンギー ⑬》【世界遺産】

グラン・ツィンギーというだけあって、結構どこまでも針の山は続いています。
《グラン・ツィンギー ⑭》【世界遺産】

ここは、このような厳しい地形によって古くから人間があまり近寄ることができなかったこともあって、著しく自然破壊が進むマダガスカルの中でも、ありのままの自然が残されています。
《グラン・ツィンギー ⑮》【世界遺産】

そのような理由から、先述のとおり、ここには数多くの種類(11種類)のキツネザルを始めとしてカメレオンやヘビなど50種類もの爬虫類、100種類以上の鳥類が生息しているということで、(この日はあまり見ることはできませんでしたが)運が良ければそれらの動物と出会うこともできます。
《オニジカッコウ》

そんな中、唯一遭遇したのが、尾を含む体長が50~60cmあり、カッコウの中では最大種の Giant Coua です。
普段は地上で過ごすことが多いそうです。
《ツル植物》

マダガスカルには固有種の植物も多いですが、こちらの蔓は木に巻き付いて相手を締め付け養分を吸い取って最後には枯れさせてしまうというひどい奴です。

寄生した相手が死んでしまっては元も子もないと思うのですが、どういうつもりなんでしょうか。
《オレンジ農家の人々 ①》

5時間かかると言われていたグラン・ツィンギー観光を4時間で終え、昼食休憩のために車で宿に戻る途中でオレンジ農家の人々に出会いました。
《オレンジ農家の人々 ②》

皆さん山盛りのバスケットを頭に載せています。
《オレンジ農家の人々 ③》

運転手とガイドが購入を検討し始めたところ、物陰から他にも同業他者の方がわらわらと集まって来て、即席市場のようになってしまいました。
《オレンジ農家の人々 ④》

最初は一つ一つ手にとって形や艶などを見定めていましたが、途中で値段を確認した結果、驚いたことに態度が急変して一つ残らず全部買ってしまいました。

よほど安かったんでしょう。
《オレンジ農家の人々 ⑤》

怖くて値段は聞けませんでしたが一籠で200~300円以下であったことは間違いありません。
どちらもホクホク、最近流行の言葉で言うとウインウインといったところでしょうか。
《ベコパカの宿 ①》

この日の前日から2泊していたのはベコパカの村にある Hotel Tanankoay という宿でした。
マダガスカルの宿は今(2018年現在)でもBooking.comなどへ登録しているところは少なく、2010年のこの時も日本からメールで予約して訪れました。
《ベコパカの宿 ②》

先ほど調べたら、今でも2,500円程度で写真のようなバンガローに泊まれます。
《ベコパカの宿 ③》

いい意味でマダガスカルの中級ホテルの典型(質も値段もアベレージ)という雰囲気でしたので、ご興味があればこちらのサイトをご覧下さい。
《プティ・ツィンギー ①》【世界遺産】

昼食を終えるとプティ・ティンギーに出発です。グラン・ティンギー同様に世界遺産に含まれますが、名前から判るとおり規模は比較的小さなものです。

それでも世界遺産のプライド十分に入口にはユネスコのマークがきらめいています。
《プティ・ツィンギー ②》【世界遺産】

プティとはいうものの、普通に回れば1時間半程度かかる、普通に立派なトレッキング・コースで、ご覧の様な岩のトンネルがあったり、メタボの人は(マジで)通り抜け不可のような岩の隙間を潜り抜けたりと、アトラクション的にもグランに引けをとりません。
《プティ・ツィンギー ③》【世界遺産】

少し歩くと規模は小さいもののツィンギーらしき岩が現れてきます。
《プティ・ツィンギー ④》【世界遺産】

この辺りは、雨が降っても岩の隙間に流れ込んでなかなか地面に浸透しないため植生的にも特異なことから、そのような過酷な現実に対応すべくバオバブも通常のものとはちょっと違った形をしています。
《プティ・ツィンギー ⑤》【世界遺産】

グラン・ツィンギーのコースに比べると高低差も小さいですが、それでもそれなりの高さから見る岩は落ちると痛そうです。
《プティ・ツィンギー ⑥》【世界遺産】

見渡す限りというほどではありませんが、結構遠くまで尖ったツィンギーが林立しています。
《プティ・ツィンギー ⑦》【世界遺産】

相変わらず誰が何の目的で載せたのかと思われるような下部をスパッと切ったような岩が不自然にツィンギーの上に乗っています。
《プティ・ツィンギー ⑧》【世界遺産】

高さが比較的低いこともあって、緑との調和という観点からはそれなりに美しく感じられます。
《プティ・ツィンギー ⑨》【世界遺産】

結果的に、これ自体は十分満足できるレベルだと思いますが、やはりこういうアトラクションというのは最初に小さい方を見てメインは後に取っておくというのが正統な順番だと改めて感じました。
《ベコパカの村 ①》

ベコパカはツィンギー観光のお膝元で世界中からそれなりの数の人が訪れる場所ですが、観光客向けの宿が数軒(それでも10軒足らず)ある以外は、住民数百人程度のとても小さな村です。
《ベコパカの村 ②》

家屋はもちろん、村人の生活も古くからの伝統を守り続ける素朴な雰囲気です。
《ベコパカの村 ③》

観光客ずれとか全くしておらず、カメラに対しても無関心、無頓着です。

因みに、右側の女性は顔が変な色に染まっていますが、これはお化粧の一種です。
《ベコパカの村 ④》

そんな感じではありますが、さすがにアフリカ大陸の端くれだけあって、特に女の子の場合、服のデザインはとてもお洒落です。
《マナンボロ川》

翌日は朝早くに宿を出て、村のすぐ近くを流れる Manamboro 川のプチ・クルーズに出かけました。
《ボートツアー ①》

こちらがそのクルーズ船です。2艘立ての上に貸切です。
《ボートツアー ②》

朝靄に霞む川面が幻想的です。
《ボートツアー ③》

ボートツアーと言っても、下船するのは途中2か所の洞窟探検だけです。
《ボートツアー ④》

洞窟の入口は結構ムードがあります。
《ボートツアー ⑤》

しかし、中に入ってみると天井が低いか所も多く、あまり快適ではありません。
《ボートツアー ⑥》

ただ、鍾乳洞なので、奥には立派な鍾乳石がぶら下がっていたりします。
《ボートツアー ⑦》

クラゲのような模様(というか形)をしたものもあります。
《ボートツアー ⑧》

カエルもいました。これまで学習したことから推測すると、恐らく2分の1くらいの確率で貴重な固有種なんだと思います。
《ベロ・ツィリビヒナの村 ②》

1時間半ほどのボート・ツアーを楽しんだ後は、また3時間ほどかけて2日前に昼食を取ったベロの村に戻ってきました。
《ある日の昼食 ②》

この日も2日前と同じ店で昼食です。
エビのグリルを頼んだところ、小振りなロブスター並みの立派なものが出てきました。食べにくかったのは残念でしたが、これにサイドのフライドポテトが付いて約300円はお買い得だと思いました。
《船着場の風景 ④》

食事を終えてフェリーの到着を待っていると、地元の若者が親しげに話しかけてきました。

何を話したのかは憶えていませんが、重要なのは、この辺りの渡船業に従事する人たちはこの鎖の上を軽やかなステップで歩いて移動していたことです。
この若者は杖を突いていますが、彼は特別で普通は手ぶらだったり荷物を頭の上に載せたりしています。証拠がないのが残念ですが本当の話です。
《渡し舟 ②》

再び渡し舟です。

3艘立てでこれだけ車が積めるというのは浮力の偉大さを痛感させられます。
《渡し舟 ③》

と思っていたら8台積みました。
普通の短距離フェリーよりも繁盛しています。
毎日の運行で安全性はきちんと確認されているので大丈夫とは思いますがちょっぴり心配です。
《岸辺の風景 ①》

そんなことはお構いなしに、岸辺では年頃の女の子を含む大勢の子供たちが素っ裸ではしゃぎまわっていました。
《岸辺の風景 ②》

どうして皆こんなに楽しそうなんでしょうか。
羨ましい限りです。
《岸辺の風景 ③》

奥の方では洗濯に勤しむご婦人方も見えます。
《岸辺の風景 ④》

どちらにしろ、日本での日常の喧噪からは全く想像できないような、とても平和な風景です。
《バオバブ ⑤》

再びバオバブです。
《バオバブ ⑥》

それにしても色々な姿、形のバオバブが生えているものです。

ただ、こう見えても世界にはバオバブは9種類しか存在しないとのことで、そのうちの6種類がマダガスカルの固有種(その他2種がアフリカ大陸とアラビア半島、1種類がオーストラリア原産)だそうです。
《愛し合うバオバブ ①》

こちらは通称「愛し合うバオバブ」(Baobab in Love)です。

バオバブの並木道から車で10分ほどのところに立っています。
《愛し合うバオバブ ②》

何でこうなったのかはわかりませんが、何とも艶めかしい姿態です。
《バオバブの並木道 ⑤》

2日前に訪れた並木道を再訪です。
《バオバブの並木道 ⑥》

この度の旅行(2010年)では、キリンディー、ベコパカ、モロンダバの各宿泊施設をメールで予約して、ムルンダバとベコパカの往復はモロンダバの宿にアレンジをお願いしました。
そのお陰で、宿専属のガイドとドライバーが行程を把握した上で気を遣ってくれて2度目のサンセットタイムに間に合うよう頑張ってくれた訳です。
《バオバブの並木道 ⑦》

日本の某ガイドブックによると、この間の車のチャーターは現地旅行代理店に頼むと4日間(実際、大変な悪路のため片道約200kmに過ぎないのに走るだけで片道1日かかります)で5万円ほどかかると書いてありますが、Lonely Planet などに紹介されている信頼のできそうな宿に依頼すれば3万円程度が相場のようです。
《バオバブの並木道に沈む夕陽 ④》

今回は、往復共に天候にも恵まれ、2度とも美しいサンセットが見られましたが、運、不運もあるので、2度チャレンジできるのは嬉しいことだと思います。
《バオバブの並木道に沈む夕陽 ⑤》

皆さんも機会があればこのような方法で比較的リーズナブルにムルンダバ近郊のこの素晴らしい地域を訪れてみて下さい。
《バオバブの並木道に沈む夕陽 ⑤》

後編では、ワオキツネザルを始めとした様々な動物の楽園である南部タウランニャロ(フォール・ドーファン)近郊のベレンティーや首都アンタナナリボの様子などをお伝えします。


マダガスカル共和国の写真集(後編)へ進む。

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