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旅の写真集  グアテマラ共和国(その2)HEADLINE

グアテマラ観光の旅行記を兼ねた写真集(その2)です。ここでは、グアテマラ北部に位置する、世界最大のマヤ遺跡ティカルと、その観光拠点となる美しい町フローレスをご紹介します。

《ティカルの孔雀》【世界遺産】

グアテマラ北部のジャングルの中にある Tikal は、マヤ文明最大かつ最古の都市遺跡で、1979年には周辺の熱帯雨林の豊かな生態系も含めて、総面積576k㎡の国立公園全体がユネスコの世界複合遺産に登録されました。
《セイバの木》【世界遺産】

公園内にはジャガーなどの希少生物も生息しているそうですが、さすがに遺跡内では見ることはできません。
ただし、遺跡内に写真のような高さ30mほどはありそうな巨大なセイバの木が何本も生えていて、早朝には遙か頭上で吠えるホエザルの大きな声が不気味に響き渡っていて、正にジャングルの中心にいることが実感できます。。
《Ⅰ号神殿 ①》【世界遺産】

遺跡の入口で入場料を払って深い森の中の遊歩道を15分ほど進むといきなり現れるのが高さ47mのⅠ号神殿(TemploⅠ)です。
基壇は9層あり、その上に立つ神殿の入口付近でジャガーの彫刻が発見されたことから「大ジャガー神殿」(Templo del Gran Jaguar)とも呼ばれ、西暦734年に完成したものとされています。
《グラン・プラサ》【世界遺産】

Ⅰ号神殿の向かいに立つⅡ号神殿(TemploⅡ、後述)から見たⅠ号神殿です。
手前に広がるのがティカル遺跡の中心広場 Gran Plaza、左手に見えるのが北アクロポリス(Acrópolis del Norte)です。
写真には写っていませんが、右側に中央アクロポリス(Acrópolis Central)があります。
《北アクロポリス ①》【世界遺産】

Ⅱ号神殿から見た北アクロポリスです。多数の建築物がひしめき合う、ティカルで最も複雑な構造となっている埋葬区域です。
紀元前600年頃以降、歴代の王が埋葬される度に以前のものを覆う形で増築された結果だそうですが、全体的に保存状態はあまりよくありません。
《北アクロポリス ②》【世界遺産】

こちらはグラン・プラサから見た北アクロポリスです。
手前に並んでいる石碑には北アクロポリスに埋葬された王達の偉業を称える文言が書かれているそうです。
《中央アクロポリス ①》【世界遺産】

グラン・プラサの南側に広がるのが45の構造物と6つの中庭から成る宮殿建築群、中央アクロポリスです。
区域内の建物は高いものでも2~3層に過ぎませんが、大きな石を積み重ねて造られているのでとても威圧感があります。
なお、正面に見えるのはⅠ号神殿です。
《中央アクロポリス ②》【世界遺産】

北アクロポリスに比べると保存状態は比較的良いですが、人間の背丈より高い構造物を縫うように細い通路が走っているので何となく迷路のようでもあります。
《中央アクロポリス ③》【世界遺産】

中央部にはマヤ遺跡の定番である球技場があります。
《中央アクロポリスから見たⅣ号神殿》【世界遺産】

なお、先ほどからちょろちょろと顔を覗かせているのは、ティカルで最高の64.6mの高さを誇る TemploⅣ です。
南北アメリカ大陸の先スペイン期建築物のうち、現存する最も高いものだそうです。
《中央アクロポリス ④》【世界遺産】

Ⅳ号神殿は少し遠いしティカル最大のアトラクションということでもう少し後に回すとして、再び中央アクロポリスの様子です。
《中央アクロポリス ⑤》【世界遺産】

確かに保存状態は良いですが、このような大規模な施設のうちそれぞれの建物や部屋が実際にどのように使われていたのか全ては明らかではないそうです。
基本的に王族や貴族たちが住む宮殿ということは間違いないようですが、一部の施設は宗教的な目的も含め意見が分かれているとのことです。
《中央アクロポリスから見たグラン・プラサ》【世界遺産】

中央アクロポリスの東端からグラン・プラサを見た様子です。
右手に迫るのがⅠ号神殿、左奥に見えるのがⅡ号神殿です。
《Ⅱ号神殿》【世界遺産】

Ⅰ号神殿と対峙する形で建っているのが高さ38mのⅡ号神殿です。
西暦700年頃に建てられたそうで、頂部の神殿入口の上部の横木に仮面の彫刻が発見されたことから「仮面の神殿」(Templo de las Máscaras)とも呼ばれています。
《Ⅴ号神殿》【世界遺産】

中央アクロポリスの南の森の中にひっそりと建つⅤ号神殿はティカルで2番目に高い57mのピラミッドで、Ⅱ号神殿と同時期の西暦700年頃に建てられたものだそうです。
《7つの神殿の広場》【世界遺産】

Plaza de los Siete Templos は、小振りな7つの神殿が一つに繋がった基壇の上に並んで建てられているティカルでは比較的チャーミングな構造物群です。
《「失われた世界」の大神殿》【世界遺産】

7つの神殿の広場の西にある区画は、最も古いもので紀元前7世紀頃と、他の建築物より明らかに異なる時代の建物が集まっていることから Mundo Perdido と呼ばれています。
ピラミッドのデザインも、他のものと違って正四角錐となっていてメキシコのティオティワカン(Teotihuacan)の建築様式に影響を受けていることが窺えます。
写真の大神殿(La pirámide del Mundo Perdido)は、高さは32mですが底辺は約68mあり、ティカルで最も大規模な建築物の一つです。
《「失われた世界」の神殿》【世界遺産】

失われた世界で2番目に大きい神殿はティオティワカンに起源を持つタルー・タブレロ様式(「タルー」(Talud)と呼ばれる斜面部分の基壇と「タブレロ」(Tablero)と呼ばれる直線的で平坦な基壇部分の組み合わされた建築様式)が採用されていることからタルー・タブレロ神殿(Templo del Talud-Tablero)と呼ばれています。
現在の高さは約22mですが、かつてはもっと高かったと推測されています。
《Ⅳ号神殿 ①》【世界遺産】

次に向かうのはいよいよティカル最大の目玉 TemploⅣ です。

遺跡内の最も西に離れて建っているため、グラン・プラサからだと深い木々に覆われた遊歩道を歩いて15分ほどかかります。
写真はその途中で木立の隙間からちらっと見えるⅣ号神殿です。
《Ⅳ号神殿 ②》【世界遺産】

いきなりですが、Ⅳ号神殿の基壇の頂上から東のグラン・プラサ方向を望んだ様子です(Ⅳ号神殿はその大きさの割に麓の広場が狭いので下からその全容を写真に捉えるのは難しいのです)。

地平線までジャングルが続いているのがわかります。
《Ⅳ号神殿 ③》【世界遺産】

手前に見えるのがⅢ号神殿、その奥に見えるのがⅡ号神殿(手前)とⅠ号神殿です。

因みに、ティカルで最も新しい西暦810年建造のⅢ号神殿は、高さ約55mとⅤ号神殿の57mに次ぐ3番目の高さの大きな神殿なのですが、長らく修復中で残念ながら見学することはできません。
《Ⅳ号神殿 ④》【世界遺産】

西暦741年完成のⅣ号神殿は基壇の部材に双頭の蛇が彫られていたことから「双頭の蛇の神殿」(Templo de la Serpiente Bicéfala)とも呼ばれています。
《Ⅱ号神殿》【世界遺産】

再び北アクロポリスに戻って見た TemploⅡ です。

近年修復が完了したばかりということもありますが、ティカルの中で最もバランスが取れた美しい神殿です。
《Ⅰ号神殿 ②》【世界遺産】

北アクロポリスの東端から見たⅠ号神殿(ほぼ正面向き)です。

朝は少し曇っていましたが、陽が差してきたので雰囲気も違います。
《北アクロポリスの33番神殿》【世界遺産】

先述のとおり北アクロポリスは古い王の墓の上に新しい王の墓を築く形で建設されてきましたが、中でも中央に位置する Templo33(手前)では西暦457年から692年まで200年以上に渡って3層の建築となっているのがわかっています。

なお、写真右はⅡ号神殿、奥に見えるのはⅤ号神殿です。
《33番神殿の仮面の彫刻》【世界遺産】

33号神殿の西にある下層の遺跡からは、5世紀頃に建設された神殿の一部に、高さ3mほどの大きな仮面の彫刻を施した壁が見つかっています。
《Ⅰ号神殿 ③》【世界遺産】

北アクロポリスの西端から見たⅠ号神殿です。

上の仮面の彫刻は左の建築物(北アクロポリス)の中腹にちらっと見える萱葺き屋根で保護された部分の下にあります。
《Ⅰ号神殿 ④》【世界遺産】

Ⅱ号神殿の基壇上から見たⅠ号神殿です。

2017年現在、遺跡内で基壇の上まで登れるのはⅡ号神殿とⅣ号神殿だけですが、ティカルで最もポピュラーな構図は、やはりその2か所からのものです。
《Ⅰ号神殿 ⑤》【世界遺産】

帰り際に背後から撮ったお別れの1枚です。

ティカル観光はざっとこんな感じで回って所要3~5時間です。
遺跡のすぐ近くに中級ホテルもありますが、約65km離れたフローレス(Flores)という町から往復シャトルバス(片道1時間強)でUS$10程度(ガイド付きだとほぼ倍)で簡単にアクセスでき、ほとんどの観光客はこのサービスを利用しています。
なお、遺跡内にレストランや売店はないので、軽食と水持参は必須です。
《フローレスの町 ①》

ティカル観光の拠点となるフローレスの町は、ペテン・イツァ湖(Lago de Petén Itzá)のほとりに広がる人口約3万人の町です。
空港もあり、首都のグアテマラ・シティの他、メキシコのカンクンやベリーズのベリーズ・シティなどからの国際線も発着しています。
《フローレスの町 ②》

一般的にフローレスというと湖畔のサンタ・エレーナ(Santa Elena)地区と湖に浮かぶフローレス島を合わせて呼ぶことが多いのですが、厳密には写真のレジェノ橋(Puente Relleno)で繋がった1k㎡ほどの小さなフローレス島を指します。
《フローレスの町 ③》

サンタ・エレーナ地区にもホテルやレストランが多く立ち並んでいますが、滞在するなら安全で落ち着いた雰囲気のフローレス島がお薦めです。
《フローレスの町 ④》

島自体も(当然のことながら)湖に囲まれているのでとても風光明媚です。
《フローレスの町 ⑤》

数は多くありませんが、至る所にボートが停泊していて時々勧誘の声をかけてきますが、全くしつこくありません。
《フローレスの町 ⑥》

街並み自体も小洒落た感じで気持ち良く散策することができます。
《フローレスの町 ⑦》

特に早朝から昼過ぎにかけては、観光客はほとんどティカルに出かけてしまうので、島内は静まりかえっています。
《フローレスの町 ⑧》

島の中央の小高い丘の上には中央公園があり、小さなカテドラルが建っています。
《フローレスの町 ⑨》

宿泊した宿から眺めた島内の様子です。
狭い島内には建物が密集していて、多くの島民が観光業の恩恵を受けていることが窺えます。
《ある日の夕食》

そんな観光客頼みの島ではありますが、物価も高くはありません。
写真のチキン・ブリトーは、十分な味とボリュームで18ケツァル(約280円)、ビールは小瓶(350ml)1本が10ケツァール(約150円)でした。
《ペテン・ツアー》

翌日メキシコのパレンケ(Palenque)へ移動するシャトルバスのチケットを購入するために訪れたとても小さな旅行会社です。
いかにも怪しい名前ではありますが、国境手続き込みで所要7時間の長旅にもかかわらず、ドア・ツー・ドアのサービスで280ケツァールと非常に良心的なお店でした。
《メキシコ国境》

なお、ティカルはグアテマラなので直感的にグアテマラ・シティやアンティグアからのアクセスを考えがちです(実際それらの町から1泊や2泊のツアーも数多く出ています)が、今回の私のように、メキシコのカンクンからベリーズを抜けて到着し、パレンケとユカタン半島の遺跡経由でカンクンに戻るというルートも最近とても人気が出て来ているので、もし興味があれば是非ご検討下さい。
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以上は2016年末に訪問した時の写真ですが、実は26年前の1990年にも一度、ティカルとフローレスを訪問しています。ティカルは当時とほとんど変わっていませんでしたが、フローレス島は随分 様変わりしていたので、参考までに以下に数枚の写真をご紹介します。
《1990年のフローレス ①》

レジェノ橋です。バスの形は今とほとんど変わりませんが、橋の雰囲気は大分違います。
《1990年のフローレス ②》

島内の道路は全く舗装されていません。
《1990年のフローレス ③》

奮発してボートをチャーターして遊覧しました。
《1990年のフローレス ④》

子供たちは裸です(これは時代のせいではなく泳ぐためだと思いますが)。
《1990年のフローレス ⑤》

9月に訪問したのですが、ハリケーンの直後だったのか建物は随分浸水しています。
《1990年のフローレス ⑥》

見晴らしが良い場所があるということで対岸に上陸しました。
人家もまばらです。
《1990年のフローレス ⑦》

小高い丘(Mirador del Rey Canek)に登るとフローレス島が一望できました、
レジェノ橋は島のちょうど反対側になります。

グアテマラ共和国の写真集(その1)に戻る。

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