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旅の写真集  キューバ共和国(前編)HEADLINE

キューバ観光の旅行記を兼ねた写真集(前編)です。ここでは、首都ハバナと近郊のビーチリゾート、バラデロの様子をご紹介します。

《革命広場 ①》

新市街の中心にある Plaza de la Revolución はメーデーなどには数十万人もの人が集まる場所で、1998年1月にローマ法王ヨハネパウロ2世がミサを行なった際には何と全国民の10%に当たる100万人を超える人が参列した実績もあるほどのキューバを代表するスポットです。
《革命広場 ②》

周囲には政府系の建物が建ち並び、日本(東京)でいうと皇居外苑と霞ヶ関を合わせたような場所です。

そして、その広場の北側に建つ内務省の壁に描かれているのが、これまたキューバを代表する風景ともなっているチェ・ゲバラ(Che Guevara)の肖像画です。
《革命広場 ③》

そして、その向かって右の情報通信省の建物には、キューバ革命でゲバラと共に重要な役割を果たしたカミーロ・シエンフエゴス(Camilo Cienfuegos)の顔が2009年に追加されました。

なお、今やキューバで最も有名となり2011年に亡くなったフィデル・カストロ(Fidel Castro)はどこにも登場していませんが、後にも述べますが彼は生前から公共施設に自分の名前や肖像は使用されたくないとの意向を示しており、記念碑や像といった同様の形態のものも拒否していたのです。

そんな事情もあって、カミーロの顔の下には「いいだろ、フィデル」という文字が描かれています。

キューバ人のウイットを感じさせるモニュメントです。
《革命広場 ④》

キューバは社会主義国なので、道が非常に広いです。

そんな開放的な空間を颯爽と走るのは、これまたキューバならではというクラシックカーです。
《革命広場 ⑤》

列を成して走っていますが、これは特別なパレードとか何かの大会とかではなく、あくまでも日常の風景です。
《ハバナ中心部 ①》

革命広場の北、約2kmに位置する新市街中心部は、まるで旧市街のような佇まいです。
《ハバナ中心部 ②》

非常に年期の入ったビルとクラシックカーのコラボレーションがハバナ特有の雰囲気を醸し出しています。
《ハバナ中心部 ③》

コロニアルな建物のデザインもまた素敵です。
《ハバナ・リブレ》

新市街地の中心部に建つ Habana Libre は、1959年にヒルトンホテルとして開業した老舗高級ホテルですが、開業9ヶ月後にキューバ革命が起き24階のスイートルームがカストロによる指令本部となり、同時に名称も現在のものに変更されたという何とも波瀾万丈な運命を辿りました。

それでも現在は世界中のセレブ相手に五つ星ホテルとして立派に営業しています。
《マレコン通り ①》

Avenida Malecón は、ハバナ新市街と3~5kmほど離れた旧市街を結ぶ海岸通りです。
《マレコン通り ②》

旧市街方向を望むと、如何にもハバナといった風情の古い建物が目立ちます。
《マレコン通り ③》

一方で、新市街の沿道には比較的新しい高層ビルなども精力的に建てられています。
《マレコン通り ④》

主要な観光コースにもなっているので、西側諸国で見られるようなツアーバスも頻繁に走っています。
《マレコン通り ⑤》

ただ、それ以上に目立つのは先ほどもご紹介したクラシックカーです。
《マレコン通り ⑥》

この辺りを走っているものは観光客用に用意されたものも多いですが、自家用車やタクシーとして使われているものも普通に見かけます。

あいにくクルマについての造詣は全く深くないのでよくわかりませんが1950年代頃のモデルが多いそうです。
《アメリカ大使館 ①》

そんなマレコン通りの西の外れにあるのが世界で最も新しいアメリカ大使館です。

カーター大統領時代の1970年代に米国利害関係セクション(US Interests Section)として設置された組織がオバマ政権の融和政策により54年ぶりに国交が回復したことにより2015年に大使館としてオープンしたのです。
《アメリカ大使館 ②》

そしてこの大使館を特に奇抜に見せているのは建物の前に立つ無数の国旗掲揚ポールです。

これらは大使館になる前からキューバの反米主義者らによって立てられたもので、米国側からのプロパガンダなどのメッセージを妨害するという目的で設置されたものだそうです。
《キューバのWiFi事情》

話は変わりますが、キューバではインターネットの普及が非常に遅れていて、宿泊施設などで WiFi設備が整っていることはほとんどなく、SIMカードも売られていません。

(この国の物価からすると法外な金額の)プリペイド式のカードを買って、大きな町でも数ヶ所しかないスポットでアクセスするというのが唯一の手段なので、そのような場所は左の写真のように多くの人々で賑わっています。
《キューバの人々》

そんな風にとても閉鎖された感のあるキューバですが、人々はとても陽気でフレンドリーです。

カリブ海の国々の人は基本的にとても親切で感じが良いのが通説ですが、その中でも段違いに気持ちよく旅行することができます。

この外見で売り物がチュッパチャプスというのも安心感があります。
《ナシオナル・デ・クーバ》

マレコン通り沿いの新市街中央にそびえる1930年築造のホテル、Nacional de Cuba はハバナのシンボル的な存在で、その前に設置された「Cuba」の看板は夜になると点灯されて撮影スポットとなり、周囲は地元民や観光客で溢れかえります。
《ハバナ中心部 ④》

翌日は改めて市内を歩き回りました。
《ハバナ中心部 ⑤》

1728年創立のハバナ大学は、キューバで最も古いだけでなく、南北アメリカ大陸でも最も早く設立された大学の1つで、国内では最難関とされ、フィデル・カストロの出身校としても有名です。
《ホセ・マルティ・メモリアル》

中心部から20分ほど南に歩くと、冒頭でご紹介した革命広場に出ます。

広場の南に建つ Memorial José Martí は、国民的英雄ホセ・マルティの没後101年目に当たる1996年にオープンした高さ109mの星形の塔です。
《ホセ・マルティ・メモリアルからの眺め ①》

市内で最も高い建造物であり、最上階には展望台が設けられています。
《ホセ・マルティ・メモリアルからの眺め ②》

足下には如何にも社会主義的な規模を感じさせる革命広場が望めます。
《ホセ・マルティ・メモリアルからの眺め ③》

そして、その更に奥、方角にして北側には新市街の町並みが見渡せます。
《ホセ・マルティ・メモリアルからの眺め ④》

こちらは北西方向の様子です。

片側3車線プラスやけに広い中央分離帯を持つ道路が印象的です
《ホセ・マルティ・メモリアルからの眺め ⑤》

南側には革命宮殿(Palacio de la Revolución)と呼ばれる政府機関の堂々たる建物が鎮座しています。
《ハバナ旧市街 ①》【世界遺産】

次に訪れたのは新市街の東約2kmに位置する旧市街です。

ハバナ旧市街は1982年に「オールド・ハバナとその要塞群」(Old Havana and its Fortification System)というタイトルでユネスコの世界遺産に登録されています。

左の写真はその入口近くにある中央公園(Parque Central)です。
《ハバナ旧市街 ②》【世界遺産】

こちらは、中央公園の前に建つ1838年築造のガルシア・ロルカ劇場(Teatro Garcia Lorca)です。
《ハバナ旧市街 ③》【世界遺産】

道を挟んだ南側には1929年に完成した旧国会議事堂(Capitolio Nacional)が聳え立っています。

アメリカの国会議事堂(US Capitol)と名前が似ていますが、実際、そちらがモデルだそうです。

何とも皮肉な話です。
《ハバナ旧市街 ④》

この辺りはハバナ旧市街観光の中心地なので多くの観光客が訪れることもあって、それらのお客さんを目当てにしたクラッシック・カーが数多く停車しています。
《ハバナ旧市街 ⑤》

色、形、年式など、選ぶのに困ってしまうほどの充実ぶりです。
《ハバナ旧市街 ⑥》

それでも全体の傾向としてはピンクや赤が多いようです。
《ハバナ旧市街 ⑦》

大切な商売道具なので、どの車も色鮮やかで手入れが行き届いているように見えます。
《ハバナ旧市街 ⑧》【

なお、動物好きな方用に馬車も現役で大活躍中です。
《ハバナ旧市街 ⑨》【世界遺産】

こんな感じで選り取り見取りではありますが、個人的には見るだけで満足できるタイプなので、徒歩で観光することにしました。

歩行者専用道路になっているオビスポ通り(Calle Obispo)は、旧市街のメイン・ストリートです。
《ハバナ旧市街 ⑩》【世界遺産】

旧市街中心部の様子です。
《ハバナ旧市街 ⑪》【世界遺産】

米国出身の文豪ヘミングウェイが常宿にしていたというホテル・アンボス・ムンドス(Hotel Ambos Mundos)です。

今でも彼が泊まっていた511号室は当時の面影を残して保存されています。
《ハバナ旧市街 ⑫》【世界遺産】

オビスポ通りの終点に位置するのは、中南米ではお馴染みのランドマーク、アルマス広場(Plaza de Armas)です。
《ハバナ旧市街 ⑬》【世界遺産】

アルマス広場の東側には、1776年に建てられ、1791年から1898年までスペイン総督の官邸だった建物が残されています。
《ハバナ旧市街 ⑭》【世界遺産】

現在は市立博物館になっていて、中庭にはコロンブスの像が据えられています。
《ハバナ旧市街 ⑮》【世界遺産】

一方、アルマス広場の北側には海に面して建つのが、1555年に着工し1558年に完成したフエルサ要塞(Castillo de la Real Fuerza)です。
《ハバナ旧市街 ⑯》【世界遺産】

ハバナにはいくつかの要塞がありますが、その中でも最初に築かれた要塞だそうです。
《ハバナ旧市街 ⑰》【世界遺産】

敷地内にはカリブの島々ではお約束的な大砲が並んでいます。
《ハバナ旧市街 ⑱》

対岸にはかつて革命政権樹立後にチェ・ゲバラの第一邸宅だった建物が見えます(写真左の赤い屋根の建物)。
《ハバナ旧市街 ⑲》【世界遺産】

再び旧市街を散策します。
《ハバナ旧市街 ⑳》【世界遺産】

細い路地の両側にはスペイン植民地時代に建てられた2~3階建ての建物が林立しています。

各フロアの天井が高いため、日本で言うところの4~5階建てくらいの高さがあります。
《ハバナ旧市街 ㉑》【世界遺産】

アルマス広場から南に500mほど歩くと16世紀に整備されたビエハ広場(Plaza Vieja)に出ます。
《ハバナ旧市街 ㉒》【世界遺産】

周りを取り囲む建物の多くは17世紀に建てられたものだそうです。
《ハバナ旧市街 ㉓》【世界遺産】

広場に面した通路はこんな感じでまるで宮殿のような荘厳な造りです。

中南米ではよくこのようなスペースでお店を広げている人たちが多く通り抜けるのも一苦労というケースが多いですが、キューバはまだそこまで大衆化していないようです。
《ハバナ旧市街 ㉔》【世界遺産】

ビエハ広場の2ブロックほど東にあるサンフランシスコ・デ・アシス修道院(Convento de San Francisco de Asis)です。

1575年から16年の歳月をかけて1591年に完成したという非常に歴史ある修道院です。
《ハバナ旧市街 ㉕》【世界遺産】

こちらはアルマス広場の2ブロックほど北に建つカテドラル(Catedral de La Habana)です。

1748年から1777年まで30年もの歳月をかけて立てられたものだそうです。

スペイン人による教会の建設というのはどうしてこんなに時間が掛かるのでしょうか。

サグラダ・ファミリアがいつまで経っても完成しない理由がわかるような気がします。
《ハバナ旧市街 ㉖》

広場に面したレストランでは客寄せなのかまじめなのか、どこまで本気か分からないような服装とテーブルクロスの女性が食事中で、観光客たちの熱視線を浴びていました。

勝手に写真を撮らせてもらいましたが、「カネ払え」とか言われなかったので、そっち方面の人たちではなかったようです。
《ハバナ旧市街 ㉗》【世界遺産】

一方、路地裏には気軽なファーストフード店も随所に見られます。
《ハバナ旧市街 ㉘》

例えばこの店ではハンバーガーが80円、具がハムとチーズだと40円程度と、日本人からすると非常にアンリーズナブルな価格設定になっています。

味も悪くありません。

アメリカと海を挟んで200kmほどしか離れていないのにどうしてこんなに違うのかとっても不思議です。
《プンタ要塞 ①》【世界遺産】

旧市街の北の外れにある、17世紀初頭に完成した Castillo de San Salvador de la Punta は、当時大活躍していた海賊からハバナ港を守るために築造された要塞で、旧市街と共に世界遺産に登録されています。
《プンタ要塞 ②》【世界遺産】

運河を挟んだ対岸にはモロ要塞(Castillo de Los Tres Santos Reyes Magos del Morro)が見えます。

建設当時は侵入してくる外敵をプンタ要塞と協働で挟み撃ちにして退治するという役割を担っていましたが、現在では、ハバナ港に入港して来る船を誘導する灯台として機能しています。
《マレコン通り ⑦》

再びマレコン通りに戻ってきました。
《マレコン通り ⑧》

遠くに旧国会議事堂が見えます。
《マレコン通り ⑨》

つい10年ほど前までは考えられないほどの外国人がキューバを訪れ、観光業がめざましい発展を遂げています。
《ミドルクラスの住居》

ただ、多くの国民はまだ豊かさを享受するほどには至っていません。

先述の通り新しい高層ビルなどの建設も進んでいますが、多くの建物は社会主義時代に建てられたもので、訪れる外国人観光客にとっては逆にレトロ感が魅力的な町並みとなっています。
《バラデロ ①》

ハバナ観光をとりあえず1日で終えて次に向かったのは、ハバナから東に約150km、バスでちょうど2時間ほどのところにある Varadero の町です。
《バラデロ ②》

町自体は、幅500mほどの細長い半島を縦貫する数本の道路に面して宿泊施設やレストランが建ち並ぶそれほど大きくないものです
《バラデロ ③》

それでも、30kmほど離れた場所には国際空港もあって欧米からの直行便も多数飛んでいるので、大勢の観光客が訪れます。
《バラデロのビーチ ①》

それら多くの観光客を引きつけてやまないのが、キューバ最大のビーチリゾートです。
《バラデロのビーチ ②》

半島の北側には、約20kmにも渡って白浜のビーチが続いています。
《バラデロのビーチ ③》

ビーチの長さもさることながら、それに負けず劣らず素晴らしいのが、何と言ってもめちゃくちゃ美しい遠浅の海です。

個人的にはこれまで訪れたビーチの中でも5本の指に入るほどの美しさだと思いました。
《バラデロのビーチ ④》

沖にヨットが浮かんでいますが、あの辺りでも水深1mほどです。
《バラデロのビーチ ⑤》

なお、先ほど、多くの欧米人が訪れるとご紹介しましたが、そうは言ってもここはキューバなので、一番混んでいるところでもこんな感じです。
《バラデロのビーチ ⑥》

レストランや売店もあります。
《バラデロのビーチ ⑦》

マリンスポーツの類いも用意されていますが、一部の人がヨットで寛いでいる以外は、泳いでいる人もあまりいません。

売店の係員なども積極的にアプローチしてくることもありません。

いい意味で社会主義が浸透しています。
《バラデロのビーチ ⑧》

海鳥もリラックス・モードです。
《バラデロのビーチ ⑨》

カモメの一種でしょうか。

日本ではあまり見かけない鳥です。
《バラデロ ④》

ハバナを訪れる機会があったら、1泊でもいいので、是非バラデロにも立ち寄って下さい。

ハバナを始めとしたキューバ国内の他の町では見られない華やかな雰囲気が堪能できると思います。

旅の写真集キューバ(後編)へ進む。

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