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旅の写真集 ベネズエラ・ボリバル共和国HEADLINE

ベネズエラ観光の旅行記を兼ねた写真集です。

《ベネズエラ ①》

南米大陸の北端に位置し、カリブ海に面したベネズエラは、南米屈指の自然の宝庫であると同時に、原油の埋蔵量が世界一であり、1980年代までは南米で最も裕福な国の一つとされていました。
《ベネズエラ ②》

それにもかかわらず、政府による外交政策、経済政策等の度重なる失敗により長らく不況が続いており、国内全体の殺人事件発生率はホンジュラスに次いで世界第2位、特に首都カラカス(Caracas)の治安はブラジルのリオ・デ・ジャネイロを凌ぐ南米最悪と、数々の汚名を欲しいままにしています。
《カナイマ空港 ①》

そんな訳で、多くの旅行者はカラカスにはできるだけ関わらないようにして、カラカスの約650km南東に位置し、国内随一の観光地であるギアナ高地の玄関口である Canaima にさっさと向かいます。
なお、カナイマはジャングルの中の人口2千人ほどの小さな村で、Google Mapを見るとわかりますが、村を出る道路は無いので、アクセスは飛行機に限られます。
《カナイマ空港 ②》

そんな小さな村ですが、世界最後の秘境とも呼ばれるこの地にロマンを求めて世界中から旅行者が訪れるため、小さな空港内には現地ツアーや宿泊施設の斡旋を行なうカウンターが机を並べ到着客を虎視眈々と待ち構えています。
ただし、全員が顔見知りであるため治安は良好、サービスも大差なく、あまり無茶な商売をする人も少ないようなので恐るるには足りません。
《カナイマ空港 ③》

そんなローカルかつ観光客慣れした業者の胸に飛び込んで2泊3日のエンジェル・フォールツアーを斡旋してもらい、着陸後1時間しないうちに早速旅が始まりました。
因みに、エンジェル・フォールというのは世界最長の落差を誇る滝です。

空港を出ると周囲には何もありません。
《カナイマ湖 ①》【世界遺産】

どうやって運んできたのかわからない小型ジープに乗って1kmほど進むとカナイマ湖のほとりのボート乗り場に着きました。
《カナイマ湖 ②》【世界遺産】

このツアーでは、メイン・イベントのエンジェルフォールに向かう前の余興としてカナイマ周辺に広がるカナイマ湖の見どころを回ってくれました。
《カナイマ湖 ③》【世界遺産】

上の写真のボートに乗り、まずは対岸に近いアナトリー島(Isla Anatoly)に向かいます。
《カナイマ湖 ④》【世界遺産】

手前に見えるのがアナトリー島、奥にはテーブルマウンテンが顔を覗かせています。
《カナイマ湖 ⑤》【世界遺産】

なお、この地域の川や湖の水はご覧の様に見事な茶色です。地元の先住民ペモン族(Pemon)からは古くから「コカ・コーラ」という愛称で呼ばれているそうですが、実際のところはこの辺りのジャングルに生い茂る植物から大量の雨水によって流れ出たタンニンによるものです。
《アナトリー島 ①》【世界遺産】

アナトリー島に上陸です。
《アナトリー島 ②》【世界遺産】

この辺りは、ギアナ高地から流れるカラオ川(Rio Carrao) が細かく分岐していて、カナイマ湖に流れる際に小さな滝をいくつも形成しています。
《アナトリー島 ③》【世界遺産】

そんな滝を渡り、植物が覆い茂る小径を進みます。
《サポの滝 ①》【世界遺産】

10分ほど歩くと Salto el Sapo に到着です。
《サポの滝 ②》【世界遺産】

この滝は水量も豊富で、それだけでも十分見応えのある立派な滝なのですが、滝の裏側に遊歩道が設置されていて、非日常的な滝観光が楽しめることでも人気があります。
《サポの滝 ③》【世界遺産】

ただし、水しぶきが激しいため全身ずぶ濡れになります。
おまけに先述のように水にはタンニンがたっぷり配合されているので、服や下着は乾いた後もすっかりセピア色に染まって切ない思い出になるので注意が必要です。
用心深い人は予め水着を着用して訪問するのが望ましいとも言われています。
《サポの滝 ④》【世界遺産】

上から見た様子です。地面が滑りやすいのであまり近くへ行くことができずに中途半端な写真になってしまったのが残念です。
《サポの滝 ⑤》【世界遺産】

サポの滝と近くにある同様のアチャの滝(Salto Hacha)とを併せて訪問できるカナイマ湖半日ツアーというのも単品で用意されているようなので、エンジェルフォールは遊覧飛行だけでボートツアーには参加しないけど滝には少し興味があるという方にはそちらもお薦めです。
《2泊3日のボートツアーの始まり》

余興が終わるといよいよ本番のエンジェルフォールに向けて出発です。
操縦士、ガイドの他、今回ご一緒したのはドイツ人夫婦(+生後6ヶ月の乳児)、ペルー人1人という国籍構成でした。
因みに一番手前のドイツ人男性は、滝に打たれて服がずぶ濡れ状態になっているのがわかります。
《カナイマ国立公園 ①》【世界遺産】

申し遅れましたが、カナイマから南西に広がる約3万k㎡の地域は、1962年にベネズエラの国立公園に指定された後、1994年にはユネスコの世界自然遺産として登録されました。
なお、広さ3万k㎡(日本の四国の約1.6倍)は、国内2番目、世界でも6番目に大きい国立公園となっています。
《カナイマ国立公園 ②》【世界遺産】

カナイマの標高は約400mに過ぎませんが、この一帯には現地語でテプイ(Tepui)と呼ばれる大小100以上ものテーブルマウンテンが聳え立つことから、ギアナ高地(Escudo Guayanés 又は Macizo Guayanés )と呼ばれています。
《テーブルマウンテン ①》【世界遺産】

テーブルマウンテンは、標高2,000mから2,700mあり、北のカリブ海や南のアマゾン低地から吹き込む湿った風によって運ばれた大量の雨によって育まれた熱帯雨林から突き出した姿は圧巻です。
《テーブルマウンテン ②》【世界遺産】

また、切り立った断崖で周囲から隔絶されているため、テーブルマウンテンでは独自の進化を遂げた固有種の動植物が多く存在するそうで、そっち方面に興味のある人にとっても魅力に溢れた場所のようです。
《テーブルマウンテン ③》【世界遺産】

更に、この地域はプレートテクトニクスの影響をほとんど受けていないために約20億年前の地質がそのまま残っており、テーブルマウンテンは2億5千万年前に大地が激しい雨で浸食されて作り出されたものであるため、山肌には約17億年前の地層が剥き出しになっていて、人によっては悠久のロマンを搔き立てられると思います。
《テーブルマウンテン ④》【世界遺産】

正面に見えるのはギアナ高地の数あるテーブルマウンテンの中で断トツで最大のアウヤン・テプイ(Auyán Tepui)です。
《テーブルマウンテン ⑤》【世界遺産】

なお、本当のことを言うと、この左側の写真も含めて今回このページに掲載しているテーブルマウンテンは頂上は全て繋がっていてアウヤン・テプイの一部なのです。
《テーブルマウンテン ⑥》【世界遺産】

そんな調子ですので、 高さは2,450mと、地域最高を誇るロライマ山(Roraima Tepui)の2,810mには及びませんが、頂上面積は琵琶湖(約670k㎡)とほぼ同じ667k㎡となっています。
《テーブルマウンテン ⑦》【世界遺産】

アウヤン・テプイの断崖からは、名もない無数の滝が流れ落ちています。
《テーブルマウンテン ⑧》【世界遺産】

そのようなテーブルマウンテンに囲まれたジャングルを流れるカラオ川を遡る形でボートは進みます。
《テーブルマウンテン ⑨》【世界遺産】

こちらも(たぶん)名も無い滝です。
場所が違えば相当重宝されるレベルのスケールです。
《テーブルマウンテン ⑩》【世界遺産】

因みに、アヤウン・テプイとは、ペモン族の言葉で「悪霊の山」という意味だそうです。
《テーブルマウンテン ⑪》【世界遺産】

どうして悪霊なのかはわかりませんが、夕暮れ時の西日を受けたアヤウン・テプイからは魔性の魅力を感じます。
《初日の宿》

この日はカナイマからカラオ川を30kmほど遡ったところ(カナイマと目的地のちょうど中ほど)にあるリバーサイドの屋根付きキャンプに宿泊です。
梁に吊してあるハンモックから好きなものを選んで寝ます。
寝心地は悪くありませんでしたが、消灯時間を過ぎてランプが消されると正に漆黒の闇の中なので、持参のヘッドライトを装備してもトイレに行くのが非常に難儀でした。
《ジャングル・クルーズ ①》【世界遺産】

カナイマ国立公園周辺の乾季は通常1月から4月頃まで、雨季は4月から11月頃までとされていて、私が訪問したのは12月半ばという微妙な時期ではありましたが、この日は夜半から激しい雨が轟音を立てて降り続き、こりゃあもう先へは進めないな(というか進みたくない、早く帰りたい)という心境だったのですが、夜が明ける頃には小雨になり撤退は免れました。
《ジャングル・クルーズ ②》【世界遺産】

それにしても凄い霧で、これでは楽しいはずのリバー・クルーズが台無しです。

アヤウン・テプイからは明らかに前日より数を増したにわか滝が無数に流れ落ちています。
《ジャングル・クルーズ ③》【世界遺産】

正面には比較的大きな滝が見えます。
世間ではエンジェル・フォールが落差最長とされていますが、テーブルマウンテンの頂上から流れ落ちる多くの滝は同等の高さを誇っているはずなのでこの様子だとトップ10を独占していそうな勢いですが、これらの滝は全く圏外のようです。
何か政治的な事情でもあるのでしょうか。
《ジャングル・クルーズ ④》【世界遺産】

途中から支流のチュルン川(Rio Churun)に入ると川幅が狭くなって、弥が上にもジャングル情緒が高まって来ます。
《ジャングル・クルーズ ⑤》【世界遺産】

ただし、テーブル・マウンテンの姿は相変わらず霧に包まれています。
この様子だとエンジェル・フォールは見えないだろうなとの思いが募ってきました。
《ジャングル・クルーズ ⑥》【世界遺産】

そんな暗い気分を吹き飛ばすように、キャンプを出発して4時間ほどすると、正面にエンジェルフォールが見えてきました。
たまたま霧もかかっていません。
現物を目の当りにすると、やはりスケール感が違います。
《2日目の宿 ①》

2日目の夜に泊まったのは、エンジェル・フォールへのトレッキングルートの入口にあるラトン島(Isla Ratón)のキャンプです。
施設や雰囲気は前日とほとんど変わりません。
唯一の違いは、水辺でちゃぷちゃぷ水浴びができたことです。ただ、下着は思い出と共にすっかりセピア色に染まってしまいました。
《2日目の宿 ②》

前夜もそうでしが、このキャンプでも他にお客さんはおらず、私たちのグループメンバー7名がこの施設を独占することができました。
それはそれで良かったのですが、ターゲットが少なかったからか、虫除けスプレーをふんだんに使ったのに夜中に全身20か所以上を蚊やダニに刺されてしまい、この後1週間ほど非常に辛い思いをしました。
この地域の虫たちは非常に手強いので注意しましょう。
《エンジェル・フォールへの道 ①》【世界遺産】

キャンプに荷物を置くと早速、2kmほどの滝への道をトレッキングです。

なんかアナコンダとかいたら怖いなと思いましたが、ガイドによるとこの辺りにはあまり危険な動物はいないそうです。
《エンジェル・フォールへの道 ②》【世界遺産】

前述のとおり、この辺りの木々はタンニンが豊富なようで、水溜まりもすっかりコカコーラ色に染まっています。
《エンジェル・フォールへの道 ③》【世界遺産】

途中までは比較的平坦な道が続き楽ちんですが、最後の方は少し険しくなります。
足元には頑丈な木の根が密集しているので歩きにくく、またよく滑るので、転ばないように細心の注意が必要です。
《エンジェル・フォールへの道 ④》【世界遺産】

1時間ほど歩くと木立の陰から目標物が時々顔を覗かせるようになりました。
この辺りまで来ると周囲には滝の轟音が響き渡っています。
《エンジェル・フォール ①》【世界遺産】

間もなくライメ展望台(Mirador Laime)に到着です。
ここからは滝の全容が見渡せます。
《エンジェル・フォール ②》【世界遺産】

エンジェル・フォール(Salto Ángel)の落差は世界最長の979mあるため、頂上から流れ落ちる水は大量であるにもかかわらずその距離と強風のために途中で霧散してしまい、滝壺が無いことで有名です。

なお、一口に979mと言ってしまうと「へーそうですか、すごいですね」という感じで終わってしまいますが、例えば東京タワー(333m)を縦に3個分、東京スカイツリー(634m)でも1.5個分、通天閣(108m)だと9個必要になります。
ちょっとばかり桁違いな感じです。
《エンジェル・フォール ③》【世界遺産】

滝へはまだ距離がありますが、頂上を捉えるためにはこの距離からでもほぼ真上を見上げる形になります。
《エンジェル・フォール ④》【世界遺産】

エンジェル・フォールには滝壺はありませんが、上空で霧散した水しぶきは地面で再び川を形成し、すこし手前にはそれなりに立派な滝が流れ落ちています。
周囲に響き渡る滝の音は実際はこの滝の音なのです。
《エンジェル・フォールへの道 ⑤》【世界遺産】

振り返るとジャングルの中を流れる川がちらっと見えます。あそこから歩いてきたわけですが、はっきり言って見渡す限りすごい密林地帯です。青木ヶ原とか比較にならないレベルなので、暗くなって道を外れてしまったらと思うと身の毛がよだちます。
《エンジェル・フォールへの道 ⑥》【世界遺産】

さらに進むと滝を仰ぎ見ながら泳げるポイントがあるということで、川に沿って進みます。
《エンジェル・フォールへの道 ⑦》【世界遺産】

それにしても凄い量の水が凄い勢いで流れています。
《エンジェル・フォール ⑤》【世界遺産】

エンジェル・フォールを遠目で見るとちょろちょろと流れているようにしか見えませんが、その下流にあるこの滝を見ると、改めてそのスケールの大きさを思い知らされます。
《エンジェル・フォール ⑥》【世界遺産】

ライメ展望台から15分ほど歩くと滝壺に出ます。
この辺りでは泳ぐことができるので、同行したドイツ人とペルー人のはしゃぎっぷりといったらありませんでした。
《エンジェル・フォール ⑤》【世界遺産】

因みに、エンジェル・フォールという名前は、1937年にこの滝の上空を初めて飛行し、その存在を世界的に紹介したアメリカ人パイロット、ジミー・エンジェル(Jimmie Angel)の名前に由来するものであり、「天使の滝」という意味ではありません。
「悪霊の山」から流れ落ちる「天使の滝」というのであれば、原住民の間で語り継がれてきた悲しい恋人たちの逸話にでも出てきそうな雰囲気ですが、残念ながらそのようなロマンチックな話ではないようです。
《エンジェル・フォール ⑥》【世界遺産】

そんな訳で、2009年には当時のチャベス大統領が、米国支配に対抗しようと、古くからペモン族によって呼ばれて来た Kerepakupai Vená(「最も深いところにある滝」の意)という名称に変更しようと試みましたが全く定着せず、今でも現地ではエンジェル・フォールのスペイン語訳である Salto Ángel(サルト・アンヘル)が通用しています。
《帰り支度》

能書きはこれくらいにして、キャンプで一夜を明かした後、翌朝帰路に就きました。
《テーブルマウンテン ⑫》【世界遺産】

往路は川を遡ったので2日近く(正味7~8時間)かかりましたが、帰りは流れに乗って進むので半日で着きます。
《エンジェル・フォールへのツアー》

私が訪問したのは今から約20年前の1998年でしたので2泊3日かかりましたが、現在ではボートの性能も上がったおかげで1泊2日(片道4~5時間)が主流となっています。
時間がない人には少々ハードですが日帰りプランさえあるようです。便利な世の中になりました。これならキャンプに抵抗のある人でも安心して秘境を訪ねることができますね。
《遊覧飛行 ①》

エンジェル・フォール観光のもう一つの目玉がセスナ機による遊覧飛行です。

この日は生憎の曇り空で、勧誘してきたパイロットによると滝が見られる確率は五分五分とのことでしたが、彼の「できるだけのことはしてみる」という言葉に(何かできることがあるのか?)と若干の疑問を感じつつ奮発してみました。
《上空から見たカナイマ国立公園 ①》【世界遺産】

なお、乗客は私の他にアメリカ人の男性が一人だけでした。

飛び立つとすぐ、下界は鬱蒼としたジャングルになります。
下を流れるのはボートツアーでお世話になったカラオ川です。
《上空から見たカナイマ国立公園 ②》【世界遺産】

5分ほどで2日前に宿泊したキャンプ近くのオルキデア島(Isla Orquidea)上空を通過です。
《上空から見たカナイマ国立公園 ③》【世界遺産】

アヤウン・テプイに沿って飛び続けます。
《上空から見たカナイマ国立公園 ④》【世界遺産】

エンジェル・フォールに近づくにしたがって雲が深くなります。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑤》【世界遺産】

そんな中、深い雲に縁取られたようにエンジェル・フォールの頂部が見えました。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑥》【世界遺産】

本当に頂部だけです。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑦》【世界遺産】

そう言っている間にも雲が滝を飲み込んでいきます。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑧》【世界遺産】

要領を得ない写真になってしまいましたが、中央を左に向かって川が流れていてその先、すっかり雲に覆われてしまった部分に向かって滝が流れ落ちている(はず)という説明の写真です。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑨》【世界遺産】

こちらは右端の中央付近が滝の口になります。
アヤウン・テプイの上も深い森になっていてエンジェル・フォールの母なる川がそこを縫って走っているのがわかります。
このシステムによって豊富な水源が確保されているわけです。
また、前述のとおり山頂部は周囲と隔絶されているのでここにしか生息しない貴重な希少生物の宝庫でもあるそうです。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑩》【世界遺産】

10分ほど滝の上空を旋回した後、帰路に就きました。どうやらできるだけのことはしてくれたようです。

途中、2日前に泊まったキャンプが見えました(右がオルキデア島です)。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑪》【世界遺産】

山と川と米粒のようなキャンプ以外は100%熱帯雨林です。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑫》【世界遺産】

それでもカナイマの村に近づくとサバンナ風の景色が見られます。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑬》【世界遺産】

これはこれでまた美しい景色です。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑭》【世界遺産】

もう間もなく空港だというところで、滝が良くみられなかったことに対してのお詫びのつもりなのか(それと最初からそういうプランなのか)、村の上空で何度か旋回してカナイマ湖の景色を楽しませてくれました。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑮》【世界遺産】

右手から流れるカラオ川からカナイマ湖に流れ落ちる数々の滝が見えます。
手前の太めの2本がウカイマ(Ucaima)とゴロンドリナ(Golondrina)、その先のちょっと細いのがワダイマ(Wadaima)、一番奥がアチャの滝で、その向こうがアナトリー島、サポの滝は右上の写真の外にあります。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑯》【世界遺産】

正面から見たウカイマとゴロンドリナの滝です。
そこそこ立派ですが、個人的には、イグアスの滝やナイアガラの滝と違ってこのような一連の滝にそれぞれ個別の名前が付いているのはちょっとアンフェアな感じがします。
この様子だと、ボートから見た無数の長い滝にもそれぞれ名前があるのかもしれません。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑰》【世界遺産】

奥がカナイマ湖です。湖というには少々小さい気もしますが、これだけ多くの滝が流れ込んでいるので池というよりは湖に近いですね。
《上空から見たカナイマ国立公園 ⑱》【世界遺産】

左に見えるのがカナイマの村、その奥が空港です。
湖にはささやかなビーチもあります。
リゾートという雰囲気はありませんが、村人のほとんどが何らかの形で観光業に携わっている小さな村であることが窺えます。
《遊覧飛行 ②》

40分ほどの遊覧飛行はこれでおしまいです。

懐には少々負担がかかりますが、ボートツアーに比べると段違いの速さで滝観光ができます。晴れていれば更に格別です。
ボートツアーのあの長い移動は何だったんだろうかという気持ちになりますが、それでもできればボートツアーのあとがお薦めです。
《参考情報》

最後になりますが、昨今のベネズエラのインフレは尋常ではなく、IMFによると2018年のインフレ率は2,300%以上と予測されています。
このため、一般に公表されている両替レートDIPROは機能しておらず、銀行でさえもSIMADIという変動レートを採用しています(一応どちらも公式レート)。
ただし、2017年3月現在で、DIPROは1US$=Bs.10、SIMADIで1US$=Bs.709であるのに対して、闇レート(実勢レート)では1US$>Bs.3,000となっています(cf.ロイター)ので、現地通貨に両替の際は信頼できる宿泊施設等で相談しながら最も適切な方法を選ぶ必要があります。



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