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旅の写真集  シリア・アラブ共和国HEADLINE

シリア観光の旅行記を兼ねた写真集です。

《ダマスカス新市街中心部》

大都市だけあって車が多いです。中央に見えるのがヒジャーズ(Hijaz)駅です。
《ダマスカス新市街①》

新市街という名前にもかかわらず古いビルが立ち並んでいます。
《ダマスカス新市街②》

女性の服装も、チャドル(黒装束)、ヒジャブ(スカーフ)のみ着用、カジュアルなど様々です。
《ダマスカス旧市街のスーク ①》【世界遺産】

中東のスーク(Souq、市場)はどこも似ていますが、ここは比較的整然としています。
《ダマスカス旧市街のスーク ②》

マネキンは売り物ではありませんが、とてもローカルな顔立ちで魅力的です。
《ダマスカス旧市街のスーク ③》

当たり前の日常に見えますが、今となっては信じられないほど平和な光景です。
《ウマイヤド・モスク》【世界遺産】

705年に建てられた、現存する世界最古のモスクです。
《シリアの料理》

アラブの料理の典型的な前菜の一例です。中央上から時計回りに、ホブス(Khubz、パン)、サラダ(トマト、マッシュルーム、ガーリック)、フムス(Hummus、磨り潰したひよこ豆にオリーブオイル、レモン汁などを加えて塩で調味したペースト)、パセリのたっぷり乗った何か(忘れました)です。
《クラック・デ・シュバリエ》【世界遺産】

シリア中部、国内第3の都市ホムスの西にある Krak des Chevaliers は、アラビアのロレンスが世界で最も美しい城と絶賛したというもので、2006年に世界遺産に指定されました。
《クラック・デ・シュバリエの内部 ①》【世界遺産】

小高い丘の上に立っていますが、周囲はきちんとした堀に囲まれています。
《クラック・デ・シュバリエの内部 ②》【世界遺産】

内部の保存状態も比較的良いですね。
《クラック・デ・シュバリエの内部 ③》【世界遺産】

窓の装飾なども当時のまま残されています。
《クラック・デ・シュバリエの内部 ④》【世界遺産】

中庭を囲む廊下は、アーチ状の天井と窓が美しいです。
《クラック・デ・シュバリエの内部 ⑤》【世界遺産】

傾斜廊下を通って上層部へ向かいます。

中世ヨーロッパの路地のような雰囲気があります。
《クラック・デ・シュバリエの内部 ⑥》【世界遺産】

屋上に出ました。
《クラック・デ・シュバリエ内部と近郊の村》【世界遺産】

付近には小さな村が点在するだけの長閑な田舎の丘の上に建っているのがわかります。
《クラック・デ・シュバリエの近郊の村》

シリアの典型的な田舎町といった佇まいです。
《ハマの水車①》

シリア中北部に位置する国内第4の都市 Hama は、ビザンチン帝国の時代からある数基の水車(Noria)で有名です。最も大きいものは直径20m、ビルの4階くらいの高さがあります。
《ハマの水車②》

この時は、どういうわけか水車と一緒にぐるぐる回っている人がいました(水車上部に注目)。整備士とかとは違うようで、地元の人たちも一心不乱に見つめていました。どこの国にもただ目立ちたい人というのはいるようです。
《ハマの水車③》

水車の回りは広い公園になっていて、多くの家族連れで賑わっています。
《夕暮れのハマの町》

日が暮れても人の流れは止まりません。夜の11時を過ぎてもとても賑やかで、治安の良さを非常に感じました。
《ハマの子供達》

道を歩いていると、大人から子供まで非常に良く声をかけてきます。特に若者や子供はカメラを構えていると自分も撮ってくれと言い寄ってきます。ただ、撮ってあげると内容を確認することもなく皆満足げに去っていくので、こちらも清々しい気持ちになります。
《乗合タクシー》

今回の旅行はレンタカーでの移動だったので利用することはありませんでしたが、中米のミニバスのように鮮やかな配色です。
《セルジッラの遺跡 ①》【世界遺産】

シリア北部の国内第2の都市アレッポとホムスのちょうど中ほどにある約40の集落遺跡群(Dead Cities)は、1世紀から7世紀の間に築かれ8世紀から10世紀の間に放棄されたものですが、1200年もの長い間放置されていたとは思えないほどしっかりした状態で残っています。
《セルジッラの遺跡 ②》【世界遺産】

中でも Serjilla は規模も大きく、荒涼とした土地に打ち捨てられた建物群は非常に印象的で、美しさすら感じます。
 《セルジッラの遺跡 ③》【世界遺産】

デッド・シティという名のとおり、若干、アメリカ中西部のゴーストタウンを思い起こさせます。
《セルジッラの遺跡 ④》【世界遺産】

ただし、建築様式は歴史を感じさせます。
《セルジッラの遺跡 ⑤》【世界遺産】

結構大がかりなな邸宅風の建物もあります。
《セルジッラの遺跡 ⑥》【世界遺産】

内部の保存状態も非常に良いです。
《アル・バラの遺跡》【世界遺産】

セルジッラから車で5分ほどの所にある Al-Bara も、ビザンチン時代から今日まで続くオリーブ畑の中に点在する遺跡が見られる場所で、写真のようなピラミッド型の墳墓も2基残っています。
《アパメア遺跡 ①》

紀元前3世紀に建てられ、2世紀に最も繁栄したという Apamea の遺跡は、ハマの北西約60kmのところにあります。
《アパメア遺跡 ②》

遺跡の中央を貫く列柱通りはローマ時代の遺跡に共通してみられるものですが、ここのものは約2kmありシリア国内では最長だそうです。
《アパメア遺跡 ③》

一部の建造物はオリジナルで残っているものもあり見応えがあります。
《アパメア遺跡 ④》

柱に斜めに入った溝が見どころだそうです。
《アパメア遺跡 ⑤》

世界遺産には登録されていませんが、ハマの町から車で1時間弱とアクセスは良いので、ハマの近郊を巡る際には是非訪れる価値があると思います。
《ビーハイブ・ハウス①》

ハマの北西に、蜂の巣の家(Beehive Houses)と呼ばれる円錐形の建物が並ぶ地域があります。

目隠しをされて連れてこられて、ここはどこだと聞かれたら西アフリカの地方の村とも思えるような場違いな雰囲気です。
《ビーハイブ・ハウスの内部①》

中に入ると複数の建物が繋がっていて、リビングルームやキッチンなどに分かれています。

レンガを積み上げた厚い壁のお陰で、暑い夏は涼しく、寒い冬には比較的暖かく温度が保たれているそうです。
《ビーハイブ・ハウスの内部②》

こちらはキッチンです。商店でもないのに冷蔵庫が2台もあるのが凄いです。
《ビーハイブ・ハウス②》

小さめのものは倉庫として使われています。
《ビーハイブ・ハウスと主人》

実在する主人と比べてみると、住居用のものは意外に大きな建物であることが判ります。
《シリア中部の風景》

シリア中部のハマ近郊には、このような長閑で美しい景色が広がっています。
《イラクへの道》

左折して約150kmでイラク国境です。凄いところにいるんだなと思って写真を撮りましたが、7年後にはこの場所自体に立ち入るのが不可能になるとは1ミリも予測できませんでした。
《パルミラの夜明け ①》【世界遺産】

シリア旅行のハイライト、世界遺産の Palmyra の夜明けです。
《パルミラの夜明け ②》【世界遺産】

悠久の歴史を感じさせる遺跡の日の出はとてもロマンチックです。
《モニュメンタル・アーチ》【世界遺産】

パルミラ遺跡の入口です。
《パルミラ》【世界遺産】

柱しか無いように見えますが、異常に美しいです。

遠くの山の上に見えるのはオスマン帝国時代に建てられたアラブ城(Arab Castle)です。
《列柱通り①》【世界遺産】

メインストリートの Great Colonnade です。
《列柱通り②》【世界遺産】

逆から見た様子です。
《四面門 ①》【世界遺産】

列柱通りの中ほどにある Tetrapylon です。単体ではパルミラで最も絵になる物体だと思います。
《四面門 ②》【世界遺産】

四面門から入口(南)方向の列柱通りを見た様子です。
《バール・シャミン神殿》【世界遺産】

四面門の東に建つ Temple of Bal-Shamin は、5世紀に教会として改築された比較的新しい建物であるため比較的保存状態がよく残っています。
《列柱通り③》【世界遺産】

バール・シャミン神殿付近から見た列柱通りです。
《列柱の頂部》【世界遺産】

周辺には倒された列柱の頂部がいくつも無造作に放置されていますが、これらもなかなか細かい仕事が施されていて感心します。
《列柱通り④》【世界遺産】

列柱通りは更に北に続きます。

右側に見えるのは四面門です。
《列柱通り⑤》【世界遺産】

この先には特筆すべき建物はないのですが、列柱だけは立派なので更に先に進んで行きます。
《列柱通り⑥》【世界遺産】

列柱しか立っていませんが、どこを取っても絵になる構図になります。
《列柱通り⑦》【世界遺産】

アラブ城とのコラボレーションは特に素敵です。
《列柱通り⑧》【世界遺産】

終点から入口方向を望んだ様子です。

入口からここまで直線距離で1km強ほどで主な見どころはほぼ列柱通り沿いに点在していますので、ゆっくり見て回っても2時間から2時間半あれば十分だと思います。

ただ、非常に暑い上に日陰がほとんどないため、熱中症対策には気をつけた方がいいと思います。
《モニュメンタルアーチのレリーフ》【世界遺産】

入口は一カ所しかないので、再びモニュメンタルアーチに戻って来ました。

夜明け直後には少し暗くて分かりづらかったですが、朝の光を受けると細部にもこだわりが感じられます。
《パルミラのベル神殿 ①》【世界遺産】

舗装された道路を挟んで反対側には、こちらも見逃せない ベル神殿(Temple of Bel)があります。
《パルミラのベル神殿 ②》【世界遺産】

非常に大きく、男性的なイメージの遺跡ですが、(私だけかもしれませんが)油断していると見落としてしまいそうなので気を付けましょう。
《パルミラのベル神殿 ③》【世界遺産】

ほとんどが破壊されてしまっていて残念ですが、一部残っている部分は見応えがあります。
《パルミラのベル神殿 ④》【世界遺産】

往時の荘厳さを想像させるに足る大建築物です。
《パルミラのベル神殿 ⑤》【世界遺産】

周囲を歩く人の大きさと比較するとその規模の大きさがおわかりいただけると思います。
《パルミラのベル神殿 ⑥》【世界遺産】

こちらにも列柱の頭頂部分が放置されていますが、非常に精緻なレリーフが残っています。
《パルミラのベル神殿 ⑦》【世界遺産】

天井の精緻なレリーフも保存状態が良いです。
《アラブ城 ①》【世界遺産】

遺跡の北東に立つアラブ城からの眺めも素晴らしいとのことなので、遺跡を出て車(借りていたレンタカー)で向かってみることにしました。
《アラブ城 ②》【世界遺産】

近くに寄ってみると意外と大きいのがわかります。
《アラブ城から見たパルミラ遺跡》【世界遺産】

高さ約150mの丘の上に建つアラブ城からの遺跡の全景は聞いていたとおり見事です。

光の関係から、午後の方がお薦めです。



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