《ファレオロ国際空港 ①》 サモアの主な玄関口は、 首都のアピア(Apia)の西、約40kmに位置する Faleolo International Airport です。 |
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《ファレオロ国際空港 ②》 あまり発着本数は多くありませんが、ターミナルビルはデザインも凝っていてとても立派です。 主な就航地は、オーストラリア、ニュージーランド、フィジーで、日本からの直行便はありませんので、これらの国を経由して入ることになります。 |
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《アピア中心部 ①》 首都のアピアは国内唯一の都市ですが、ご覧のような佇まいで派手さは全くありません。 |
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《アピア中心部 ②》 ハワイの田舎町といった雰囲気です。 |
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《アピア中心部 ③》 それでも中心部には4~6階建てのビルもいくつか建っています。 |
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《アピア中心部 ④》 こちらは国の総合庁舎で、ほとんどの省庁が入居しています。 恐らく国内で最も大きな建物です。 |
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《アピア中心部 ⑤》 その隣に建つ中央銀行ビルは最近できたらしくとてもハイカラなデザインです。 |
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《アピア中心部 ⑥》 カトリック教会(Immaculate Conception Cathedral )は、中心部の数少ない見どころの一つです。 |
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《アピア中心部 ⑦》 アピアのランドマークともなっているのが中心部のロータリーに建つ時計塔(Clock Tower)です。 |
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《アピア中心部 ⑧》 スポンサーの違いによるものか、4辺のうち2辺が赤、残りの2辺が青に塗られていました。 |
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《アピア中心部 ⑨》 なぜかタクシーの比率が異常に高いのは国民性なんでしょうか。 でも料金はあまり安いとは言えないし、現地の人は自家用車なりバイク、自転車などを保有しているはずなので、どのような需要があるのかよくわかりません。 |
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《アピア中心部 ⑩》 旅行者にはちょっと使い勝手はよくありませんが、バスも縦横無尽に走っています。 ラテンアメリカのように車体がカラフルで、陽気なムードを醸し出しています。 |
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《アピア中心部 ⑪》 KFCもバーガーキングもありませんが、マクドナルドはあります。 ただし、国内で唯一の店舗です。 1回だけ利用しましたが値段は日本より高く、外国人観光客か地元セレブしか入れない雰囲気でした。 原料の輸送コストが高いこととかも理由なのでしょうが、これでは近い将来撤退することになるかもしれません。 |
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《アピア中心部 ⑫》 少し暗くなってきましたが、帰宅ラッシュ時のメインストリートの様子です。 ストレスとはあまり縁が無さそうです。 |
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《アピア中心部 ⑬》 信号機のある交差点は数えるほどしかありませんが、ラッシュ時だからか警察官も出動して手信号も併用されていました。 最近日本では緊急時を除いて見かけることが少なくなった懐かしい光景ですが、ここではまだ日常のようです。 |
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《フィッシュ・マーケット ①》 翌日は地方に移動するためにバスターミナルへ向かいました。 バスターミナルの隣にはフィッシュ・マーケットがあって、こちらも見どころの一つとなっています。 |
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《フィッシュ・マーケット ②》 目の前が港だし、島の周りは何百kmも海だらけなので、魚は豊富でどれも非常に新鮮に見えます。 売り手の人たちは全員、ハエ除けの長い枝を手にして何となく振り回していますが、海外の一般的な魚市場と比べてあまりハエはいません。 |
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《フィッシュ・マーケット ③》 1mもあろうかというタコや子供の顔より大きなロブスターも売られていました。 冷やかしが明らかだったので値段は聞けませんでしたが、恐らく随分安いのだろうと思います。 |
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《バスターミナル ①》 フィッシュ・マーケットをさらっと見物した後、隣接するバスターミナルに着きました。 |
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《バスターミナル ②》 サモアは国土自体が広くなく地方には大きな町も数えるほどしかないのですが、それでも住民の最も頼りになる足はバスのようで、街一番の賑わいです。 |
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《バスターミナル ③》 それにしても各車、派手さを競い合うように鮮やかに塗られています。 |
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《バスターミナル ④》 クラッシック・カー(バス)の展示会のようでもあります。 |
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《バスターミナル ⑤》 こちらは、バスターミナルの雑踏とは釣り合わないお洒落な佇まいで、まるでどこかのテーマパークの乗り物のようです。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ①》 そんな無数にあるバスの中から1日に1~2本しか出ていない、島の南島端に位置する Lalomanu 行きのバスを見つけて乗車して2時間ほどで到着したのが各種ガイドブックでも有名なタウフア・ビーチ・ファレ(Taufua Beach Fales)です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ②》 予約なしでの突然の訪問でしたが、従業員はとてもフレンドリーで安心しました。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ③》 ファレというのはサモア特有の宿泊施設で、屋根と柱だけで壁がない高床式の建屋です。 宿泊客はこの(主にビーチ沿いに設置された)ビーチ・ファレに(宿から提供された)マットレスのみを持ち込んで、潮風を満喫しながら過ごすという趣向になっています。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ④》 上の青と黄色のファレはタウフア・ビーチ・ファレのものですが、近所には他の施設のファレや誰のものか分からない若干朽ち果てたものなどが散在しています。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑤》 このように、ビーチ沿いにファレが並ぶ様子が、サモアでは非常にティピカルな風景です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑥》 サモアの多くの海岸線には美しい珊瑚礁が広がっていてビーチはどこもきれいですが、このラロマヌが位置するウポル(Upolu)島(首都のある島で国民のほとんどがこの島に住んでいます)の南岸は特に美しいことで有名です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑦》 正に「南の島」を代表するようなフォトジェニックな構図です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑧》 朝食も済んで落ち着いてくると、皆さんビーチに出て思い思いの方法でリラックスするのがここでの模範的な過ごし方とされています。 一番典型的なのが単純に「泳ぐ」ということです。 海は非常に透明感が高く、海底の砂も柔らかい上、遠浅な割に魚も結構泳いでいるという理想的なビーチです。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑨》 水遊びに疲れたら(あるいは最初から泳ぐ気などさらさらないけどリゾート気分だけは楽しみたいという人は)、浜辺に寝転んで本を読んだりネットをしたり、昼寝をしたりと、好きなように時を過ごします。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑩》 私は泳ぐのはあまり得意ではないし、ただ寝転がっていても退屈なので、辺りを散策することにしてみました。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑪》 1km以上に渡ってファレが立ち並んでいます。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑫》 半ば砂に埋もれてしまっていて所有権がはっきりしないものもあります。 このような施設でも、地元の人が時々訪れてピクニック・ランチを楽しんだりと、結構有効活用されています。 なお、このファレは立地から見て明らかに来客用ですが、地方ではこれが一家の住居だったりすることもあるので注意が必要です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑬》 私が見た感じでは、ビーチエリアでありがちな、どこからともなく人が出てきて使用料を請求するというようなことはなかったようですが、実際はどうなのかよくわかりません。 事前に支払っているのかもしれないし、施設関係者かもしれないので油断は禁物です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑭》 右手の沖合に見えるのはヌウテレ(Nu'utele)島と呼ばれ、ラロマヌから日帰りツアーなども出ています。 海はラルマヌ・ビーチで十分きれいだし、混んでいるわけでもないのでわざわざ出かけるほどでもないと思いましたが、もしかするとダイビングとかが楽しめるのかもしれません。 因みに、この構図はサモアのポストカードで最も代表的な景色です。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑮》 ビーチ沿いの道路です。 アピアまで続く幹線道路ですが、車は5分に1台程度通り過ぎるだけのとても長閑なものです。 |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑯》 道路沿いには津波警報発令時用の避難経路が示された標識が多く立っています。 ほとんどの国で津波は「Tsunami」と書きますが、ここサモアでは「Sunami」でした。(下に小さく「Tsunami」とありますが、これは英訳です。) |
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《ラロマヌ・ビーチ ⑰》 南国というのは、午後になるとスコールが降ってくるのが日常茶飯事のようになっています。 そのような場合に備えてファレの軒先にはビニールシートが用意されていて、それを降ろして雨をしのぐという構造になっています。 もうちょっと簾っぽいものの方が風情があって良いと思うのですが、これが最も効果的なのかと思うと仕方ありません。 |
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《ラロマヌの村 ①》 スコールが止んだのでビーチから1kmほど離れたところにある村に出かけました。 |
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《ラロマヌの村 ②》 この村は高台にあるのですが、多くの家は1階が吹き抜けの高床式の構造でした。 |
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《ラロマヌの村 ③》 ファレ状の集会場のような建物もいくつか建っていました。 昼間は屋内で過ごさずここでごろごろしたり、井戸端会議をしたりするようです。 |
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《ラロマヌの村 ④》 一方で、典型的な家屋はこんな感じです。 建設費に比べて土地の値段が安いからか、ほとんどが平屋建てです。 |
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《ラロマヌの村 ⑤》 国民の約97%がクリスチャンというだけあって、どんな小さな村にも教会があります。 村人全員が入ってもまだ余裕のありそうな立派な教会です。 |
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《ラロマヌの村 ⑥》 こちらは小学校だか中学校ですが、ラグビーが国技なだけあって、こんな田舎の学校でも校庭には立派なラグビー場が用意されていました。 |
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《アピア行きバス》 ラロマヌには2泊してバスでアピアに戻りました。 なお、サモアでは、日曜日には近郊、遠距離含め全てのバスが営業休止となります。 アピアからラロマヌまではタクシーだとUS$40くらい掛かりますので注意が必要です。 |
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《ファレオロ国際空港 ③》 サモアと言っても何があるかわからない(というか海しか無さそう)と思って今回は4泊だけの滞在でしたが、行ってみてわかったのは、ウポル島の隣のサバイィ(Savai’i)島なども素朴で自然溢れる魅力的なところのようですので、わざわざ遙かサモアまで行く機会があれば、是非10日くらいゆっくりすることをお薦めします。 国内の交通網があまり便利ではないので、時間はいくらあっても問題ないはずです。 |
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