《国境事務所》 アルメニアからナゴルノ・カラバフへの幹線道路上にある国境事務所です。 ここで入国の手続きをした後、首都ステパナケルト(Stepanakert)の外務省窓口に行ってビザを取得します。入国後にビザ取得というのは変わったシステムですが、これがないと出国できなくなるので注意が必要です。 |
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《ナゴルノ・カラバフの国章》 国境事務所に掲示されていた国章です。中央には翼を広げた鷲が飾りのついた冠を戴いていて、胸の盾には国旗の一部を縦にしたデザインの上に「我らの山」と呼ばれる頭像が描かれています。 |
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《記念碑》 入国して少し走ると道端に何やら意味深げな記念碑が建っていました。 近づいて確認してみましたが、アルメニア語の説明しかなかったので残念ながら何を記念したものなのかわかりませんでした。 |
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《シューシの教会》 Shushi(又はShusha) は首都ステパナケルトの南約9kmのところにある人口5,000人足らずの町です1990年代初めには15,000人以上の人々が暮らしていましたが、ナゴルノ・カラバフ紛争で激戦地となってしまったこともあって多くの市民が出て行ってしまいました。 10年ほど前までは廃墟だらけだったとのことですが、現在では一部を除いてそのような面影は少なく、平和が戻りつつある雰囲気でした。 |
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《ステパナケルト》 シューシを出て少し行くと、いきなり目の前にステパナケルトの町が現れます。 人口5万人強の首都は、何も知らなければ中欧の地方都市のような佇まいです。 |
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《ステパナケルト中心部 ①》 外務省の前を走るステパナケルトの目抜き通りAzatamartikneri Poghota です。 何の変哲もないただの都会です。 |
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《我らの山へと続く道》 外務省の前から Azatamartikneri Poghotaを1.5kmほど北進すると、左前方に「我らの山」と呼ばれるモニュメントが見えてきます。 |
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《我らの山》 アルメニア語で Մենք ենք մեր սարերը(読めません)、英語で We are our mountains と名付けられたこの像は、ナゴルノ・カラバフのアルメニア人の象徴とされ、国章にも描かれている他、ビザにも印刷されています。なお、地元の人には Տատիկ և Պապիկ(Tatik yev Papikと読むそうで、日本語訳にすると「じいちゃんばあちゃん」という意味)と呼ばれているそうです。 |
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《ガソリンスタンド》 つい給油したくなってしまいそうな、とてもきれいなガソリンスタンドです。 |
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《アグダムの町の跡》 ステパナケルトから北東に30kmほど進むと、廃墟の町 Agdam があります。 ここは、かつて15万人以上が暮らす大きな町だったのですが、Shusha同様、内戦時に激戦地となってしまい、現在では数百人が細々と暮らす廃墟の町となってしまいました。 |
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《アグダムの廃屋》 現在でも、電気や水道などのインフラは整備されていません。 基本的に旅行者が立ち入ることは禁止されているので幹線道路からの撮影のみでしたが、ほとんど人の気配はありませんでした。 |
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《ティグラナケルト要塞 ①》 アグダムから更に北に進むと Tigranakert の遺跡があります。 |
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《ティグラナケルト要塞 ②》 紀元前1世紀に建てられたとされるこの遺跡は、現在ではきれいに修復され、中には入場料無料の博物館も設置されています。 |
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《ガンザサール修道院 ①》 ナゴルノ・カラバフ北西部、ステパナケルトから約40kmに位置する Gandzasar Monastery は、(「我らの山」を除けば)この国で最も人気のある観光スポットとされています。 |
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《ガンザサール修道院 ②》 13世紀に建てられたというこの修道院は、非常に保存状態が良いアルメニア教会です。 |
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《ガンザサール修道院 ③》 アルメニア教会は、どれも同じような姿をしていますが、ここは比較的敷地が広いので、色々な角度から写真が撮れるので便利です。 |
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《ガンザサール修道院 ④》 天気が良かったのも幸いでした。 |
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《謎の構造物》 ナゴルノ・カラバフを走っていると、至る所でこのような謎の物体を見かけますが、聞く人もいなかったので最後まで何なのかわかりませんでした。 |
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《ステパナケルト中心部 ②》 再びステパナケルトに戻ってきました。相変わらずの都会っぷりです。 |
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《ステパナケルト中心部の商店街》 普通の商店街です。 |
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《ステパナケルト中心部 ③》 平和な街角です。 日本の外務省からは渡航中止勧告が出ていますが、実際にはほとんど問題はありません。外交的な理由によるものだとは思いますが、もう少し客観的な情報を提供して欲しいものです。 |
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《アルメニアへ続く道 ①》 ステパナケルトと一握りの小さな町以外は、このような山道が延々と続きます。 |
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《アルメニアへ続く道 ②》 国境へ向かう車はまばらです。 |
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《記念碑 ②》 帰りがけに国境近くで再び記念碑を発見しました。こちらは「我らの山」に雰囲気が似ていますが人の姿をしていません。説明書きもなかったので、残念ながら謂れはわかりませんでした。 幹線道路沿いには、この他にも色々なモニュメントを見かけることができるので、これらに焦点を絞った旅もいいかもしれません。 |