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旅の写真集  アイルランド共和国HEADLINE

アイルランド観光の旅行記を兼ねた写真集です。

《ダンゴーラ城》

アイルランド西部の中心都市ゴールウエイ(Galway)の約30km南の Kinvaraという町の外れにあるDunguaire Castleは、16世紀に建てられた小さな城ですが、幹線道路沿いにある上、アイルランドの城の紹介には必ず出てくるほど有名らしいので、ちょっと立ち寄ってみるのもいいと思います。
《バレンの巨人のテーブル》

ダンゴーラ城から幹線道路を西に進むとバレン(The Burren)と呼ばれる地域に入ります。この辺りは石灰岩が浸食されてできたカルスト台地が広がっていて、ある意味アイルランド的な寂しい雰囲気に浸ることができます。
《巨人のテーブル》

そのようなバレンにあって、観光客を集めちょっとした賑わいを見せているのが、この地域に点在するドルメン(Dolmen)と呼ばれる石でできた墓や教会などの遺物で、その中でも「巨人のテーブル」(Portal Dolmen)はアイルランドのシンボルともなっているものです。実際に訪れてみるとそれほど大きな物ではありませんが、一見の価値はあると思います。
《モハーの断崖 ①》

バレンからさらに西に進んだドゥーラン(Doolin)という町の南に、これこそアイルランド観光のハイライトとも言える Cliffs of Mohar があります。
モハーの断崖は南北に約8km続いていますが、これはちょうどその中間くらいにあるビジターセンター付近から南側を見た様子です。
《モハーの断崖 ②》

最も高いところで海面から214mあるとのことですが、これだけ高くても柵など甘ったれたものはありません。
これはビジターセンターから北に30分ほど歩いた辺りから南側を見た景色です。
《モハーの断崖 ③》

もうちょっと北に行くと、比較的強固(に見えるよう)な岩盤でできたテーブル状のポイントが見えてきました。
《モハーの断崖 ④》

ここなら、この高さを更に思う存分体感することができそうです。崖っぷちに腰掛けてお弁当を食べたり昼寝をしたりするのは序の口で、中には勢い余って落ちて行ってしまう人も年間10~15人ほどいるそうです。
《モハーの断崖 ⑤》

私もこの深淵なる縁の50cmほど近くまで行ってみましたが、極度の高所恐怖症のため腰掛けることすらできませんでした。
《モハーの断崖 ⑥》

こちらは打って変わってビジターセンターの南側から北側を見た風景です。
中央やや左寄りの崖の上に微かに見えるのがビジターセンターの近くにあるオブライアンの砦(O'brien's Tower)です。1835年にこの辺りの領主だったオブライアンさんが展望台として建てたものだそうですが、2ユーロ払って登る価値があるかは疑問です。ただ、断崖沿いを歩いているときに一応目印になるので便利です。
《モハーの断崖 ⑦》

断崖観光には、断崖に沿って遊歩道が整備されているので、安全対策には抜かりありません。
先ほど、柵はないと書きましたが、歩道の内側にはきちんと設置されています。
《モハーの断崖 ⑧》

でも歩道の内側はご覧の様に私有地であるため、立ち入り禁止です。
ルールを守ってきちんと柵の外側を歩くようにしましょう。
《ディングル半島のガララス礼拝堂》

アイルランド南西部のディングル半島(Dingle Peninsula)は小規模の遺跡が点在する1周約50kmほどの半島です。
写真の Gallarus Oratory は6~9世紀、あるいは12世紀に建てられたという諸説ある礼拝堂ですが、この半島にある遺跡の中では最も保存状態も良いので、時間があれば訪問してみるのも悪くないと思います。
《ケリー周遊路 ①》

ディングル半島の更に南のアイヴィラ(Iveragh)半島には、ケリー周遊路(Ring of Kerry)と呼ばれる1周約170kmの道路があり、人気のドライブコースとなっています。
写真は、その入口に当たるキラーニー(Killarney)の町の南に広がるキラーニー国立公園にあるアッパーレイク(Upper Lake)をLady's Viewというビューポイントから臨んだ様子です。
《ケリー周遊路 ②》

ケリー周遊路のうち半島の南側の景色は特に美しく、天気が良ければ南の島のような非常に透き通った海を眺めながらのドライブを楽しむことができます。
《ケリー周遊路 ③》

白い砂のビーチの奥にはトレーラーハウス村のようにすごい数のキャンピングカーが停まっています。欧米人は、こういうところが羨ましいです。
《ケリー周遊路 ④》

ケンメア湾(Kenmare Bay)を挟んで南の対岸に見えるベアラ(Beara)半島との間には無数の島々が浮かんでいます。見た目は、瀬戸内海に少し似ています。
《ポートマギーの海岸線 ①》

ケリー周遊路を逸れて半島の西端に進むと Portmagee の町があり、その少し先の Kerry Cliffs Portmagee というビューポイントからは、周辺の断崖や美しい丘陵の眺めを楽しむことができます。
《ポートマギーの海岸線 ②》

ちょっと見づらいですが、沖合には、瓢箪のようにひょっこり浮かぶ2つの島が見えます。
《スケリッグ・マイケル ①》【世界遺産】

実はこの島々はスケリッグ諸島(Skellig Islands)と呼ばれるもので、このうち向かって右側に見える島(Great Skellig)には7世紀頃に建てられた初期キリスト教の修道院があり、1996年にSkellig Michael という名称で世界遺産に登録されました。
《スケリッグ・マイケル ②》【世界遺産】

この島には夏期に限りポートマギーから舟が出ていて上陸できるということだったのですが、ビジターセンターを訪ねてみると、今はまだ5月だというのに今年は9月まで予約が一杯だと真顔で言われてしまいました。これでは帰れと言われたようなものです。この島を訪れるためにはるばるやって来たのに酷い話です。残念ですがもう二度と来ません。
《ヴァレンティア島 ①》

ポートマギーの北にはヴァレンティア(Varentia)島という島があり橋で渡ることができます。写真はこの島にある1841年に完成したヴァレンティア灯台です。
《ヴァレンティア島 ②》

こちらはヴァレンティア島の東端の町 Knightstown にある時計台です。まあ何てことのない構造物ですが、島民からも愛されていて町のシンボルにもなっているようなので、この場を借りてご紹介させていただきました。
なお、ここからは対岸のアイヴィラ半島本土へ、短いフェリーも出ているので、運転に飽きたらこれを利用するのも便利です。
《キルケニー城 ①》

話は変わりますが、Kilkenny は、アイルランド南東部の中心都市です。
《キルケニー城 ②》

キルケニー城は町の中心部にある12世紀の終わりに建てられた城ですが、1967年に 50ポンドでキルケニー市民に譲渡され、広大な庭園は今では市民の憩いの場となっています。
《ジョンズタウン城 ①》

アイルランドの南東端に近いウェックスフォード(Wexford)の町の南西約6kmにある Johnstown Castle は 19世紀に建てられた比較的新しい城ですが、アイルランドに数ある城の中でも格別美しいとされています。
《ジョンズタウン城 ②》

城自体も美しいですが、敷地内の庭園もきれいに整備されていて、池を挟んで見る城の姿は、少なくとも私が見たアイルランドやイギリスの城の中では確かに最も美しいと思いました。
《グレンダーロッホ ①》

首都ダブリン(Dublin)の約50km南の山中に広がる Glendalough は、6世紀に建てられた初期キリスト教会群の遺跡が有名な観光スポットです。
《グレンダーロッホ ②》

もともと鐘楼として建てられた約30mの高さのあるラウンドタワーは、入口が地上から3.5mのところにありますが、これは冬季の積雪時の出入口だったというわけではなく、外敵が来たときに梯子を外して内部に引きこもり、ほとぼりが冷めるのを待ったのだそうです。
《グレンダーロッホ ③》

グレンダーロッホとは、もともとゲール語で「2つの湖の谷」という意味だそうで、その名のとおり、遺跡群から少し歩くと2つの湖があり、家族連れなどで賑わっています。
写真はより遺跡に近い Lower Lake です。
《グレンダーロッホ ④》

こちらは Upper Lake です。アッパーと言ってもロウアーとあまり標高差は無いし、遺跡の入口から歩いても30分程度なので、あまり心配しなくても大丈夫です。周辺には他にもいくつか、1時間から4時間くらいまでのトレイルがありますので、時間がある方は1日楽しめると思います。
《ニューグレンジ ①》【世界遺産】

ダブリンの北約60kmにある墳墓群は「ボイン渓谷の遺跡群」というタイトルで1993年に世界遺産に登録されています。その中でも直径約76mの Newgrange は最も規模が大きく、アイルランドを代表する世界遺産とされています。
《ニューグレンジ ②》【世界遺産】

ニューグレンジの古墳は5,000年以上前の紀元前3,000年頃に建てられたものとされています。本当だとすると、これはエジプトのギザのピラミッドより約500年、イギリスのストーンヘンジより約1,000年、日本の高松塚古墳より約3,700年も古いことになります。
《ノウスの古墳 ①》【世界遺産】

こちらは、ニューグレンジの少し北にある Knowth の古墳です。
《ノウスの古墳 ②》【世界遺産】

中心の古墳を取り囲む形でいくつかの墳墓が配置されています。
  《ノウスの古墳 ③》【世界遺産】

これらの古墳の周辺からは、渦巻き、にょろにょろ、菱形などの模様が描かれた石がいくつも見つかっていますが、詳しい意味はまだわかっていないそうです。
《ボイン丘陵》

ニューグレンジやノウスの古墳はボイン渓谷(Boyne Valley)という場所にあり、この辺りにはボイン川を挟んで、刺激的なボイン丘陵が広がっています。
《ボイン川》

これがボイン渓谷の母なる川、ボイン川です。
《ダブリン城 ①》

1204年に建設が開始され1230年頃に完成した城だそうです。現在残っている建物のほとんどは18世紀から19世紀に建てられたものだそうですが、中央に見える円筒状のレコードタワーだけは1226年に建てられたままの姿で残っている数少ない部分だそうです。
なお、ダブリンという名前は、この芝生が広がる公園(ダブリン庭園)にかつてあった黒い水たまりを表すゲール語の Dubh Linn に由来すると言われています。
《ダブリン城 ②》

ダブリン城の南西部は、パステルカラーに塗装されていました。これが正式に城の一部なのかわかりませんが、きれいだったので気に入りました。
《クライストチャーチ大聖堂》

1038年に建てられた Chirist Church Cathedral です。クライストチャーチ大聖堂といえばニュージーランドのクライストチャーチにあるものがとても有名ですが、そちらは1904年完成ということで、こちらの方が全然古いのですね。
《リフィ川沿いの眺め》

パリにセーヌ川、ロンドンにテムズ川、大阪に道頓堀川、ボイン渓谷にボイン川があるように、ダブリン中心部にはリフィー川(Liffey River)が流れています。
《光の尖塔》

ダブリンの中心部を南北に走るメインストリート、オコンネル通り(O'connell Street)とヘンリー(Henry)通りの交差点の中央に聳え立つ高さ121.2mの Spire of Dublin(又は The Spire)は、400万ユーロをかけて2003年1月に完成したそうですが、近くをたまたま通りかかってこの目で直接見るまでこのような立派なモニュメントがあることは全く知りませんでした。世界には自分の知らないことがまだまだ沢山あるのだと思い知らされました。
《アイリッシュ・ブレックファスト》

イングリッシュ・ブレックファストと同様、とても上品で美味しい上、朝食としては十分なボリュームもあります。
《アイリッシュ・チャイニーズ ①》

アイルランドは物価が高いので夕食はテイクアウエイが多くなります。その中でも中華は、アメリカとは雲泥の差で非常に満足度が高い店が多いので非常に重宝します。日本の平均的な中華料理屋と比べても味はいいと思います。メインを頼むと追加100円から250円くらいでたっぷりの炒飯や焼そばを付けてくれる店も多いのでいつも腹ぺこな私にはとても助かります。
《アイリッシュ・チャイニーズ ②》

容器も、電子レンジOKの立派なタッパーに入って来るため、連泊の際には冷蔵庫に保管して翌日の昼食や夕食に再び楽しむこともできるので、一人旅でも無駄がないのが嬉しいです。
因みに、国産ビールはスーパーで買っても日本の1.5倍くらいするので、こだわらない方は、ポーランドのPerlaなど半額程度で十分美味しいビールもあるので試してみてはいかがでしょうか。



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