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旅の写真集  イラン・イスラム共和国HEADLINE

イラン観光の旅行記を兼ねた写真集です。

《テヘラン中心部》

普通の都会です。
《アーザーディー・タワー》

テヘラン中心部の西、空港近くのアザーディー広場に建つ高さ50mの塔は、1971年にペルシア建国2500年を記念して建てられたそうです。
《ペルセポリス》

ヨルダンのペトラ、シリアのパルミラと並んで中東の3Pとも呼ばれる遺跡の一つ Persepolis はアケメネス朝ペルシア時代の都で、イラン南部のシーラーズ(Siraz)から約60km、車で約1時間のところにあります。
ペルセポリスは、全体が、切石を積み上げた大きな基壇の上に乗っています。
《ペルセポリスのクセルクセス門》【世界遺産】

ペルセポリスの正門に当たる門です。
《ペルセポリスのアパダーナ》【世界遺産】

ダレイオス1世(在位紀元前522年~486年)の命で建てられたペルセポリスの正殿ともいえる Apadana の屋根は高さ19mの36本の柱で支えられていたそうですが、現在ではそのうち12本が残っています。
《ペルセポリスのタチャラ》【世界遺産】

アパダーナの隣にあるダレイオス1世のプライベートな宮殿 Tachara の跡で、ペルセポリスの中では比較的良く残っている遺跡です。
《タチャラとレリーフ》【世界遺産】

タチャラは階段を上がった一段高い場所にありますが、台座の壁面のレリーフが見事です。
《タチャラのレリーフ》【世界遺産】

紀元前からあったとは思えないほど、とてもきれいに残っています。
《タチャラ内部》【世界遺産】

タチャラとは「冬の宮殿」という意味だそうです。
《タチャラの大階段のレリーフ》【世界遺産】

牡牛に噛みつくライオンの図です。ライオンは王を、牡牛は敵を表しているそうです。
《ペルセポリスの彫像》【世界遺産】

百柱の間の入口の牡牛像です。もとは角を持つ牡牛で、イランのシンボルの一つともなっています。
ペルセポリスにはこの他にも興味深いデザインの動物の彫像が数多く見られます。
《ナグシェ・ロスタム》

ペルセポリスの北にある巨岩の遺跡 Naghsh-e Rostam には、アケメネス朝の王の墓が4つと、ササン朝時代のレリーフなどが残っています。
《王の墓》

4つの墓のうちの一つ(左から3つ目)はダレイオス1世のものと確認されていますが、残る3つはクセルクセス1世、アルタクセルクセス1世、ダレイオス2世のものと思われるものの諸説あるそうです。
《シャプール1世騎馬戦勝図》

左から2つ目と3つ目の墓の間にあるレリーフは7mの高さもある大きなもので、保存状態も良く圧巻です。
《シーラーズ中心部》

歩道が広いですね。
《シーラーズのキャリム・ハーン》

町の中心に建つザンド朝の城塞だそうですが、ザンド朝というのは初めて聞きました。
初代君主のキャリム・ハーンの居城だったそうです。
《キャリム・ハーン入口のモザイク画》

小学校の卒業記念のようなタイル画が正面入口に掲げられていました。何ですかね、これは。
キャリム・ハーン氏の作品でしょうか。
真ん中の2人もいいですが、周りを取り囲む山羊や馬やライオンや謎の生き物達の楽しそうな様子がとても素敵です。
《シーラーズのマスジェデ・ヴァキール》

こちらも45年間のザンド朝時代の1773年に立てられた建築物です。普通のモスクですね。タイル画がないのが残念です。
《マスジェデ・ヴァキールのメナーレの装飾》

とても精緻で美しいです。
《シーラーズのシャー・チェラーグ廟》

14世紀に建てられたものだそうです。
《シャー・チェラーグ廟内部》

異教徒は廟の中に入れないという情報でしたが、特に問題なく入ることができます。なお、カメラは持ち込み禁止ですが、携帯のカメラで撮影するのは自由です。
《シャー・チェラーグ廟》

ドームの形が特徴的です。
《シーラーズのアリー・エブネ・ハムゼ聖廟(とイラン人青年)》

シャー・チェラーグ廟のドームと非常に形が似ていますが別のものです。
写真を撮っていたところ、通りかかった青年が自分も入れてくれと言い張るので撮ってあげました。
《シーラーズのイマーム庭園》【世界遺産】

イラン各地に点在する9つのペルシア庭園が世界遺産に指定されていて、これはそのうちの一つです。
《イマーム庭園のバラ》【世界遺産】

シーラーズはバラがとても有名なので、5月から6月のバラの季節にはバラが一斉に咲き誇ります。
《イスファハンのイマーム広場》【世界遺産】

「イスファハンは世界の半分」と言われるイスファハンにある「イランの真珠」と言われるイマーム広場です。
「世界一美しい広場」とも呼ばれたり、「世界3大広場」の一つとして挙げられたりもする大変美しい広場です。
《イマーム広場とマスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー》【世界遺産】

広場は、南北512m、東西159mという広大な長方形で、周囲を2層のアーケードで取り囲み、四辺にそれぞれ1件ずつモニュメンタルな建築が配置されています。
《マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー》【世界遺産】

東の辺に位置する Masjed-e Sheykh Lotf-ol-lah は、小さいながらも存在感抜群の王族専用礼拝堂です。
イスラムのモスクのドームは青を基調とするものが多いですが、ここはベージュを基調として非常に上品に仕上がっています。
《イマーム広場》【世界遺産】

周囲を取り囲む上下2層のアーケードは、過去から現在に至るまで下層のみが店舗として使用されています。
《マスジェデ・イマーム》【世界遺産】

南の辺には26年の歳月をかけて1638年に完成した Masjed-e Emam がそびえ立っています。
《黄昏のイマーム広場》【世界遺産】

イラン人は公園とおしゃべりが大好きなので、夜遅くまで多くの人で賑わっています。
《マスジェデ・イマームのイーワーンのムカルナス》【世界遺産】

イーワーンはイスラム建築における天井がアーチ状になっているホール、ムカルナスはその天井などに施された蜂の巣のような連続した窪みが層を成して並んだ立体的な建築装飾のことです。
《マスジェデ・イマーム内部①》【世界遺産】

イスラムのモスクの内部はどこもきれいですが、ここはまた格別です。
《マスジェデ・イマーム内部②》【世界遺産】

模様も美しいですが、構造物の曲線美も素晴らしいです。
《マスジェデ・イマームのドームの主礼拝堂の天井》【世界遺産】

7色の彩色タイルが使われているそうですが、この世のものとは思えないほど美しいデザインです。
《アーリー・ガープー宮殿》【世界遺産】

西の辺には王宮の門である Kakh-e Ali Ghapu が建っています。
上部のバルコニー部からは、かつて王がポロ観戦を楽しんだとされ、現在でもここからの広場の眺めは最高の美しさです。
《アーリー・ガープー宮殿の天井装飾》【世界遺産】

彩色タイルとはまた違った趣があります。
《イラン人女学生》

イラン人は、老若男女、写真を撮られることが大好きです。
《イラン人女子生徒》

ヨン様にでもなった気分です。おまけに美人だらけなので感激です。
《イラン人兄妹》

兵隊のような制服の男の子と上品な服装の女の子にも言い寄られました。
少し離れたところからは、ご婦人方が興味深げに見つめています。
《ザーヤンデ川に架かるスィーオセ橋》

橋もおしゃれです。
《イスファハンのチェヘル・ソトゥーン宮殿》

チェヘル・ソトゥーンとは、40の柱という意味だそうです。実際の柱の数は20本ですが、正面の池に映る柱の数を合わせて40本なのだそうです。
《イスファハンのマスジェデ・ジャーメ》【世界遺産】

8世紀に建てられたというイスファハンで最も古いモスクで、単体で世界遺産に登録されています。
《バスターミナル》

イラン中部の都市ヤズドから南東部のケルマーンを経てバムまでバスで往復しました。
イランでは、飛行機、バス、タクシーなど、交通機関の料金がどれも異常に安いので助かります。
《イラン南東部の様子》

この辺りは、町を出ると何もない砂漠地帯が広がっています。
《バム城塞①》【世界遺産】

バムの城を意味するアルゲ・バム(Arg-e Bam)は南北約400m、東西約300の要塞都市の遺跡です。
《バム城塞②》【世界遺産】
2003年12月26日の未明に起こった地震によってバムの町では人口の3分の1に当たる4万人以上が亡くなり、遺跡も壊滅的な被害を受けました。2004年に世界遺産に登録されると同時に危機遺産の指定も受けましたが、その後の修復活動により2013年に危機遺産からは除外されています。因みに写真は2002年5月訪問時のものです。
《バム城塞③》【世界遺産】

ササン朝(224年~637年)時代に最初の都市が築かれ、その後16~17世紀にこのような規模になり、1722年のアフガン人の侵略により放棄され廃墟となりました。
《バム城塞④》【世界遺産】

地震前には、遺跡内部の一部はきれいに修復されていました。
《バム城塞内部①》【世界遺産】

内部の通路も比較的整備されていました。
《バム城塞内部②》【世界遺産】

正面に見えるのが、チャハール・ファスル宮殿です。
《バム城塞内部③》【世界遺産】

オマーンのフォートと似たような雰囲気です。
  《ヤズドのマスジェデ・ジャーメ》

イラン中部の町 Yazd にある14世紀に建てられたモスクです。ヤズドのモスクは背丈が高いのが特徴ですが、その中でもここのメナーレ(塔)はイランで最も高いと言われています。
《マスジェデ・ジャーメのイーワーンのムカルナス》

ムカルナスはどこも綺麗です。
《ヤズドの沈黙の塔》

ヤズドはイランにおけるゾロアスター教文化の中心地です。
ゾロアスター教の葬送形態は、近年(1930年代)まで鳥葬又は風葬でした(現在は土葬となっています)。
沈黙の塔は鳥葬場です。
《鳥葬場》

中心に穴が空くだけの施設です。ここに遺体を安置すると鳥がついばみに来るというシステムです。
《ゾロアスター教の寺院に刻まれた守護霊フラワシ》

「沈黙の塔」のある丘の麓にはゾロアスター教の寺院アーテシュキャデ(Athesh-kade)があり、その入口上部には守護神フラワシを象ったエンブレムが刻まれています。
《アーブ・アンバールとバードギール》

丘の麓では対の風採り塔(バードギール)を備えた貯水池(アーブ・アンバール)もあります。
バードギールは天然(ではありませんが)のエアコンシステムで、溜められた水で冷やされた空気は室内へ、熱い空気は屋外へと流される仕組みだそうです。
《ドウラト・アーバード庭園のバードギール》

高さが33mあり、ヤズドで最も高いバードギールです。
《ドウラト・アーバード庭園のバードギール内のステンドグラス》

イスラムのステンドグラスというのは個人的にはあまり馴染みがなかったのですが、やはりとても美しいですね。
《12イマームの霊廟》

11世紀に建てられた、ヤズドに現存する最も古い建築物だそうです。
シーア派の指導者であるイマームは12代まで続いたのですが、それらイマームの遺体はここには一体も安置されていないそうです。
昔の偉い人が、ここに12人のイマームがいる夢を見たことから霊廟になったとのことです。
《アミール・チャグマーグのタキイェ》

ヤズド中心部に建つ2本のミナーレの前には広場が広がっていて、ここではシーア派の宗教行事アシュラーが行なわれます。右下に見える黒い物体は、その際に使用されるナフルという御輿のようなものです。



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