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旅の写真集  インド共和国(その13)HEADLINE

インド観光の旅行記を兼ねた写真集(その13)です。ここでは、インド南東部、タミルナードゥ州第3の都市マドゥライからティルチラパッリ(ティルチィ)、タンジョールを経てクンバコ-ナムへと北上する旅をご紹介します。

《マドゥライ ①》

インド4大都市で南インド最大の町チェンナイ(Chennai)から南西に500km弱、バスで約10時間の場所にある Madurai は、人口約100万人を抱える大都会です。
《マドゥライ ②》

北インドから南インドに来ると看板の文字も違う(どちら全く読めませんが)し、人々の顔つきも丸っこいし、何より食べ物が違う(どちらもカレーとナンという点では共通点はあるのですが)ことに少し驚かされます。
《マドゥライ ③》

南インドというとチェンナイを訪れる人が多いようですが、チェンナイ自体にはあまり多くの観光地は無く、多くの見どころはマドゥライからチェンナイの間の町にあるので、今回はマドゥライから約2週間かけてバスでのんびり北上することにしました。
《マドゥライ ④》

インドの町は寺院を中心に栄えているのが通常ですが、南インドでは特にその傾向が顕著で、町の中心部には左の写真のような大きなドラヴィダ様式(Dravidian Style)の高い塔門(ゴープラム)を備えたヒンドゥー教寺院が目立ちます。
《マドゥライ ⑤》

民族的にはドラヴィダ人という人たちが多いそうです。

実際、北インドではあまり見かけない服装の人が多いのも特徴です。

《マドゥライ ⑥》

この種族の方々(どういうわけかマドゥライで非常に多く見かけましたが、それ以外の南インドではそれほど見かけませんでした)はほとんど全員裸足でした。

個人的にはサンダルで歩くのも苦手で、裸足で公道を歩くなんて痛くて絶対無理なんですが、この人たちは全く問題ない様子でした。
《マドゥライ ⑦》

一応観光客らしく、地元の物売りに声を掛けられると丁寧に対応していました。
《マドゥライ ⑧》

インドでは客引きは話一割くらいにしておかないと切りが無いのにこれでは時間がいくらあっても足りません。

失礼ながらあまり都会の風習に慣れていないのかもしれません(笑)
《マドゥライ ⑨》

一見愛想がないように見えますがそんなことはありません。

写真を撮っても「おカネちょうだい」などはもちろん「エコエコアザラク」とか「テクマクマヤコン」などという呪いの言葉も全くかけられないのは、インド国内どこへ言行っても同じです。
《マドゥライ ⑩》

そうこうしているうちに、こちらがマドゥライ最大の寺院にして最も人気の見どころであるミーナークシー寺院(Sri Meenakshi Amman Temple)です。
《マドゥライ ⑪》

この寺院には東西南北の4つの方角にそれぞれ豪奢な塔門が聳え立っています。

こちらは「East Tower 」と書いてあるので東門です。

正門になります。
《マドゥライ ⑫》

こっちは「West Tower」と書いてあるので西門ですね。

正門ではありませんが同じように立派です。
《マドゥライ ⑬》

塔門の表面はヒンドゥー神話に基づく数え切れないほどの神様や人物(?)の彫像で装飾されています。
《マドゥライ ⑭》

ミーナークシー寺院の内部は千柱堂と呼ばれる約1000体(実際には985体)の彫像で飾られた柱が立つホールなど素晴らしい見どころが満載なのですが、入口でカメラを預けなくてはいけないので残念ながら内部は撮影できないことになっています。

ただし携帯やスマフォは持ち込み可能で多くのインド人はそれらを使って堂々と撮影に興じているので、忘れないようにしましょう。
(私は2019年に生まれて初めてスマフォを買うまで持っていなかったのでここでは写真はご紹介できません。)
《マドゥライ ⑮》

ミーナークシー寺院はマドゥライの一大観光地なので、付近には多くの路上ショップがオープンしています。

北インドに比べると素朴な人が多く(個人的には北も場所によってはあまり変わらないと思いますが)比較的値段交渉しやすいとされているので、時間がある人は冷やかしてみるのも悪くないと思います。
《マドゥライ ⑯》

タミル語(たぶん)が読めなかったので購入は諦めましたが、こちらの店では何だか身体に良さそうなものを売っていました。

インドは奥が深いので要注意です。
《マドゥライ ⑰》

次に訪れたのはミーナークシー寺院の1kmほど南にあるティルマライ・ナーヤカ宮殿(Thirumalai Nayakkar Palace)です。
《マドゥライ ⑱》

1636年に建てられたそうですが、ドラヴィダ様式とは全く違った趣の建物でヒンドゥー建築とムガール建築が融合したインド・サラセン様式というスタイルだそうです。
《マドゥライ ⑲》

一見西洋建築風なのですが、上部を見上げるとそこにはヒンドゥー教の神々や動物たちの彫刻が飾られています。
  《マドゥライ ⑳》

一方内部はイスラムチックです。
《マドゥライ ㉑》

そこここに精緻な彫刻が施されています。
《マドゥライ ㉒》

中央のホールは当時謁見の間だったそうで、黄金の玉座が展示されていて、セレブ感たっぷりのインド人が興味深そうに写真を撮ったりしていました。
《マドゥライ ㉓》

警備状況からして本物かどうかは謎ですがとてもうやうやしく飾られていましたので、さぞかし高価なものなのだろうと推察しました。
《ティルチラパッリ ①》

マドゥライの観光を終えて次に向かったのは、北東に約130km、バスで約2時間に位置する Tiruchirappalli です。

地名が少し長いので、通称ティルチィ(Trichy)と呼ばれています。
《ティルチラパッリ ②》

この町にもいくつかの見どころがあるのですが、取りあえず旧市街の北に聳え立つロック・フォート(Rock Fort)と呼ばれる岩山に登ってみることにしました。

私の場合、初めての町に着いたときには、まず高いところに登って町の概略をつかむのが通例となっているのです。
《ティルチラパッリ ③》

高さは83mとあまり高そうでない印象でしたが、437段あるという階段は登ってみると結構きついものでした。
《ティルチラパッリ ④》

頂上からは市街地の様子がよく見えて登った甲斐がありました。

写真は麓に建つイギリス風の Mother Laurdes Church です。
《ティルチラパッリ ⑤》

手前に見えるのが旧市街、その向こう側を流れるカーヴェリー川(Cauvery River)の更に先には、後ほど訪れるランガナータスワーミ寺院(Sri Ranganathaswamy)のゴープラムが見えます。
《ティルチラパッリ ⑥》

アップにするとこんな感じ。

面積は2.5k㎡あり、林立するゴープラムは大小合わせて合計21もあるそうで、インドでも最大の寺院だそうです。
《ティルチラパッリ ⑦》

ロックフォートを降りて旧市街を歩いていると多くの家の玄関前にチョークで可愛らしい絵が描かれているのを見かけました。
《ティルチラパッリ ⑧》

南インドを中心に4日間に渡って行なわれるヒンドゥー教の収穫祭であるポンガル祭りを祝う絵です。

各家庭によって図柄は異なるものの、どれも無邪気な子供が一生懸命書いたようなものが多くとてもほのぼのとした気持ちになりました。
《ティルチラパッリ ⑨》

ランガナータスワーミ寺院に到着しました。

72mの高さを持つ南門のゴープラムは、長い間未完だったものが1987年にユネスコの支援によって完成したものだそうです。
《ティルチラパッリ ⑩》

比較的新しいものなので、表面の彫刻は他の寺院のものとは違って随分さっぱりしています。
《ティルチラパッリ ⑪》

南の塔門をくぐって中に入ってもまだそこは寺院内というよりは門前町のような普通の町並みが続きます。

そしてその先にはまた塔門が見えます。
《ティルチラパッリ ⑫》

更に塔門をくぐると、今度は日本の神社でいうところの鳥居のようなものも配置されています。
《ティルチラパッリ ⑬》

その先にも塔門です。
《ティルチラパッリ ⑭》

付近は完全に商店街です。
《ティルチラパッリ ⑮》

そして、また塔門。
《ティルチラパッリ ⑯》

また鳥居。
《ティルチラパッリ ⑰》

塔門を4つくぐるとようやく本殿にぶち当たりますが、観光客はこの辺りまでしか入れないことになっています。

奥へ進めないのは残念ですが、千本柱のホールがあります。

実際の柱の数は100本ほどと随分鯖読んでいますが、ここの彫刻は非常に素晴らしく感動しました。
《ティルチラパッリ ⑱》

付近には神輿(?)の準備に余念がない信者の方々が座り込んでいました。
《ティルチラパッリ ⑲》

観光客はこれ以上中には入れないため、付近の建物の屋根の上から周囲を見回すことになります。

写真は歩いてきた南方向を見た様子です。
《ティルチラパッリ ⑳》

そしてこちらが更に続く北側の本殿方向。
《ティルチラパッリ ㉑》

この金色の構造物が本殿の屋根だそうです
《ティルチラパッリ ㉒》

本殿の先にもいくつもの塔門が見えます。

10世紀前後のチョーラ朝の時代に創建し歴代の王が建て増しをした(現存する建造物は17世紀頃の建築)ため、このように幾重にも塔門が取り囲む巨大な寺院となったのだそうです。
《ティルチラパッリ ㉓》


次に訪れたのはランガナータスワーミ寺院の南西2kmほどのところにあるジャンブケーシュワラ寺院(Sri Jambukeshwara)です。
《ティルチラパッリ ㉔》

ランガナータスワーミ寺院より小さいものの、それでも7つの塔門と5重の周壁を持つ大きな寺院です。
《ティルチラパッリ ㉕》

という訳で、またいくつもの塔門をくぐり続けます。
《ティルチラパッリ ㉖》

なお、インドの寺院は入場の際に靴を預けて裸足であるくことが多いのですが、ここは陽を遮るものが全く無く、とにかく足の裏が熱くて歩くのに苦労したことを覚えています。
《ティルチラパッリ ㉗》

でも寺院内部は(外より)涼しくて気持ちよかったです。

装飾も派手ではありませんが落ち着いていて上品な感じでした。
《ティルチラパッリ ㉘》

ランガナータスワーミ寺院よりは規模は小さいものの、全体的に素朴な魅力を感じました。
《ブリハディーシュワラ寺院 ①》【世界遺産】

ティルチラパッリの東、約60kmに位置する Tanjore(正式名称は Thanjavur(タンジャーヴール))は9世紀から13世紀にかけてチョーラ朝の首都として栄えた古都です。
《ブリハディーシュワラ寺院 ②》【世界遺産】

そして、この町の最大の見どころは、市街地の中心部に建つ1010年創建の Brihadishwara Temple です。
《ブリハディーシュワラ寺院 ③》【世界遺産】

唯一の塔門を入るとナンディー堂(右手前)と本堂が目に入ります。
《ブリハディーシュワラ寺院 ④》【世界遺産】

この日はポンガル祭りの最中だったこともあって、寺院内は凄い人出でした。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑤》【世界遺産】

ナンディー像を一目拝もうと、大勢のインド人がぎゅうぎゅうに列を成して並んでいます。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑥》【世界遺産】

多くの女性はとてもきれいなお召し物を纏っています。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑦》【世界遺産】

これがナンディー像様です。

高さ4m、重さ25トンもあるということで、インド国内で2番目の大きさだそうです。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑧》【世界遺産】

ポンガル祭り(収穫祭)の影響か全身にお供え物の農作物を纏っていて、特にお尻の部分はお肌が見えないほどのてんこ盛り状態でした。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑨》【世界遺産】

少し奥からナンディー堂と塔門を見た様子です。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑩》【世界遺産】

こちらが本堂。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑪》【世界遺産】

チョーラ朝の最盛期に建てられたというだけあってこの本殿の高さは63mもあり、南インドでは最大の大きさだそうです。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑫》【世界遺産】

インド人は服装の色彩が豊かなので写真映えします。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑬》【世界遺産】

最深部から見た本堂の景観です。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑭》【世界遺産】

この辺りはナンディー堂周辺ほどの人混みではありませんが、それでも多くの人で賑わっています。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑮》【世界遺産】

本堂の壁には余すところなく非常に精緻な彫刻が施されています。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑯》【世界遺産】

敷地内には本堂とナンディー堂を取り囲む形で回廊が配置されています。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑰》【世界遺産】

そして、その回廊には多くのリンガ(男根像)が置かれ、この寺院がシヴァ神を祀ったものであることがよく分かります。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑱》【世界遺産】

様々な形、大きさのものがあります。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑲》【世界遺産】

壁には16世紀に描かれたフレスコ画が結構良い状態で残っています。
《ブリハディーシュワラ寺院 ⑳》【世界遺産】

ブリハディーシュワラ寺院はその規模と緻密さにより南方型寺院建築の最高峰とされ、このことから1987年にユネスコの世界遺産に登録されています。
《タンジョール王宮 ①》

ブリハディーシュワラ寺院の約1km北東には、この町でのもう一つの見どころとされる王宮(Maratha Palace)があります。

左は見張り塔(Bell Tower)です。
《タンジョール王宮 ②》

内部のマラーター・ダルバール・ホール(Maratha Dharbar Hall)は柱や壁の美しい装飾が素晴らしい広間です。
《タンジョール王宮 ③》

右奥の柱に女性が座っていますが、その大きさからして何気なく広い空間であることがご理解頂けるでしょうか。
《タンジョール王宮 ④》

柱の色彩と精緻な彫刻のコンビネーションが抜群です。
《タンジョール王宮 ⑤》

インドで多くの寺院や王宮を見てきましたが、このビビッドかつ繊細な装飾は屈指のものだと思いました。
《タンジョール王宮 ⑥》

まず色彩が大変きれいです。
《タンジョール王宮 ⑦》

保存状態も非常に良いようです。
《タンジョール王宮 ⑧》

彫刻自体もとても素敵です。
《タンジョール王宮 ⑨》

仏像も他のインドの寺院で見られるような自由奔放さとはちょっと違って落ち着きがあります。
《タンジョール王宮 ⑩》

王宮の隣にはサラージ・マディ(Saraj Madi)という博物館が建っています。

入場はしませんでしたが、外見だけでもなかなか見応えのある建物です。
《クンバコーナム ①》

Kumbakonam は、タンジョールの東約40km、バスで1時間ほどのところにある門前町です。
《クンバコーナム ②》

近郊には世界遺産に登録されているとても重要な寺院が2つありますが、市内中心部にもいくつかの寺院があるので、まずは準備運動を兼ねてその辺りを散策してみます。
《クンバコーナム ③》

最初に訪れたのは市内では最大級のサランガパニ寺院(Sri Sarangapani Temple)です。
《クンバコーナム ④》

高さ45mあるゴープラムの装飾は如何にも南インド的な陽気な雰囲気に満ちています。
《クンバコーナム ⑤》

これまで、マドゥライ、ティルチラパッリ、タンジョールで見たものと随分違って、裸の人物が多く描かれています。
《クンバコーナム ⑥》

インド初心者には若干刺激が強すぎると思われるようなエロティックな描写も見受けられます。
《クンバコーナム ⑦》

陰部もばっちり見えています。
《クンバコーナム ⑧》

ただし、内部は比較的質素でした。
《クンバコーナム ⑨》

池越しに見るサランガバニ寺院です。
《クンバコーナム ⑩》

次に訪れたのはサランガパニ寺院の200mほど西にあるクンベーシュワラ寺院(Sri Kumbeshwara Temple)です。
《クンバコーナム ⑪》

サランガパニ寺院がヴィシュヌ派寺院であるのに対して、こちらはシヴァ派としては市内最大の寺院です。
《クンバコーナム ⑫》

こちらもゴープラムの彫刻は結構活気があります。
《クンバコーナム ⑬》

男性は臆面も無くイチモツをさらけだしていますし、女性も割れ目までくっきりです。
《クンバコーナム ⑭》

シヴァ神ということで、蛇も多く登場します。
《クンバコーナム ⑮》

ここは内部の長い廊下が有名なのですが、確かに非常に趣があって個人的には大変気に入りました。
《クンバコーナム ⑯》

石畳、柱の形状、天井の模様など、全てがいい感じに調和しています。
《クンバコーナム ⑰》

サランガパニ寺院の中心部にもこのようなものが安置されていましたがこれは何なんでしょうか。

シヴァ寺院なのでご本尊様はリンガだと思うのですが、この2つの寺院のこの2つの構造物は残念ながら理解できませんでした。
《クンバコーナム ⑱》

市内3つめの寺院はナーゲーシュワラ寺院(Sri Nageshwara Temple)です。

もはや、何の変哲も無いゴープラムですね。
《クンバコーナム ⑲》

ただ、ここの寺院で特筆すべきは建物を山車に見立てて馬と車輪が彫刻されている点です。
《クンバコーナム ⑳》

これは後に訪問するダーラースラム(Dharasuram)のアイラーヴァテシュワラ寺院(Airavateshvara Temple)などでも見られる傾向です。
《クンバコーナム ㉑》

ナーゲーシュワラ寺院の約500m南東にあるマハーマハーム・タンク(Mahamaham Tank)は、12年に一度行なわれるマハーマハーム大祭の舞台になる貯水池ですが、普段は地元の人にとっての洗濯場となっています。
  《クンバコーナム ㉒》

沐浴をしている人たちもいます。
《クンバコーナム ㉓》

一方、こちらは道端で寛ぐ人たち。

インド人は基本的にカメラを向けると自動的に満面の笑みで答えてくれるのでいつも心が洗われます。
《ある日の夕食 ①》

ポンガル祭り中はドライデー(禁酒日)ということで外のレストランで食べてもあまり冴えない感じだったので、この日はホテルでルームサービスを頼むことにしました。

ルームサービスといってもインドの場合、余程の高級ホテルでない限りサービスチャージというようなものは取られないので気軽にオーダーすることができます(50~100円程度のチップは必要)。
《ある日の夕食 ②》

このホテルは1泊US$30程度と少し高級だったので、上の写真のような白い保温容器に入った5段重ねの金属の弁当箱のようなものに盛り付けられてうやうやしく運ばれてきました。

ここのレストランは南インドにありがちなベジタリアンレストランで左がガーリック・スープ、右が四川炒飯(ほとんどビリヤニ)という内容でしたが、どちらも(いつも通り量が多いのはもちろん)驚くほど美味しくてびっくりしました。

これで合わせて400円足らずというのだからインド旅行はやめられません。
《ガンガイコンダチョーラプラム ①》【世界遺産】

翌日はクンバコーナムの北約35kmに位置する Gangaikondacholapuram という村にあるブリハディーシュワラ寺院(タンジョールの大寺院と同名)を訪れました。
《ガンガイコンダチョーラプラム ②》【世界遺産】

この寺院は1987年にユネスコの世界遺産に既に登録されていたタンジョールの同名寺院に追加される形で「大チョーラ朝寺院群(Great Living Chola Temples)」というタイトルに変更されて2004年に世界遺産に登録されました。
《ガンガイコンダチョーラプラム ③》【世界遺産】

やたら長く感じる村の名前は「ガンジスを征服したチョーラ朝の都」という意味だそうで、11世紀にはチョーラ朝の首都だったこともあるそうです。
《ガンガイコンダチョーラプラム ④》【世界遺産】

入口を入ると巨大な象牙色のナンディーがどんと構えていますが、その前の本堂入口にもハチ公ほどの大きさの黒いナンディーが鎮座していて可愛らしいです。
《ガンガイコンダチョーラプラム ⑤》【世界遺産】

せっかくの立派な世界遺産ですが未だ現役の寺院ということもあってタンジョールのブリハディーシュワラ寺院同様信者以外は内部には入れないのが残念です。
《ガンガイコンダチョーラプラム ⑥》【世界遺産】

本殿の側面のレリーフです。

木彫りのように細かく、素人目にも高い精度が理解できます。
《ガンガイコンダチョーラプラム ⑦》【世界遺産】

タンジョールのブリハディーシュワラ寺院と比較すると小さいですが、それでも本殿の高さは55mもあります。
《ガンガイコンダチョーラプラム ⑧》【世界遺産】

本殿の両脇に建つ祠堂も抜かりありません。
《ガンガイコンダチョーラプラム ⑨》【世界遺産】

こちらの彫刻も見事です。
《ガンガイコンダチョーラプラム ⑩》

可愛い服を着た女子がいました。
《ダーラースラム ①》

午後は、クンバコーナムの西約4km、頻発するバスで5分ほどのところにある Dharasuram の町を訪れました。
《ダーラースラム ②》

この町にはガンガイコンダチョーラプラムのブリハディーシュワラ寺院と同じ2004年に世界遺産に登録されたアイラーヴァテシュワラ寺院(Airavateshvara Temple)を見学するために訪れたのですが、ガンガイコンダチョーラプラムの小さな村とは全く違い、寺院の周りはとんでもなく多くの地元民で賑わっていました。
《ダーラースラム ③》

皆さん、車座になって雑談したり、お弁当を食べたり、ビーチボールのようなものを投げたり蹴ったり、ただ目的もなく走りまわったりと、やりたい放題の日常が繰り広げられていました。
《ダーラースラム ④》

そんな中、すれ違う人のほとんどに挨拶されたり、時には握手やハイタッチを求められたり、さらには写真撮影をせがまれたりともみくちゃにされながら、やっと寺院に辿り着くことができました。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ①》【世界遺産】

この寺院は12世紀半ばに建てられたもので、アイラーヴァテシュワラというのは「白い象の山車のシヴァ」という意味だそうです。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ②》【世界遺産】

その名の通り、寺院自体が山車に見立てられていて、壁面には寺院の基壇部に描かれた車輪を引く象や馬などが彫られています。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ③》【世界遺産】

名前の由来になっただけあって各所に見られます。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ④》【世界遺産】

世界遺産だし繊細な建築物だと思うのですが、子供が象のお尻の上に座って記念撮影していたりするのがインドらしくて微笑ましく感じました。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑤》【世界遺産】

色々なところに座り込んでいます。

気のせいか女性の比率が多いように感じました。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑥》【世界遺産】

本殿の上部の様子です。

相変らず緻密な仕事ぶりのようです。

私には判別はつきませんでしたが、「大チョーラ朝寺院群」の3つの寺院の中でここは最も規模は小さいものの全体的な彫刻の密度と完成度は最高なのだそうです。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑦》【世界遺産】

本殿の裏側です。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑧》【世界遺産】

ブラフマ神とヴィシュヌ神を伴ったシヴァ神の彫像だそうです。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑨》【世界遺産】

ガンガイコンダチョーラプラムは比較的閑散としていましたが、ここは随分人が多いです。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑩》【世界遺産】

基壇部には様々な彫刻が彫られています。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑪》【世界遺産】

こちらは踊り子のようです。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑫》【世界遺産】

折檻されている女性のようにも見えますが、これも踊り子だそうです。

左右と上に足が合わせて6本あります。

動きの激しさを表現しているのだとも言われています。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑬》【世界遺産】

こちらは戦闘シーンでしょうか。

色々調べてみましたがあまりよくわかりませんでした。

実際のところ、この辺りの寺院群は世界遺産の割に訪れる観光客(特に日本人)はあまり多くないようで、ネットなどでも資料が非常に少ないのです。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑭》【世界遺産】

本堂の前殿も入ることができたので上がってみたところ、壁のない開放的な構造で、柱には細かい彫刻が施されていました。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑮》【世界遺産】

多くの参拝者で賑わっています。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑯》【世界遺産】

柱の彫刻は素人の私から見ても素晴らしいと思いました。
《アイラーヴァテシュワラ寺院 ⑰》【世界遺産】

さぞかし価値のあるものなのだろうと溜息ばかりの午後でした。
《クンバコーナム ㉔》

この日はクンバコーナムにもう1泊して、翌日のバスで約5時間かけて次の目的地であるプドゥチェリーに向かいます。

→ 旅の続きはこちら(作成中)

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