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旅の写真集  アンドラ公国HEADLINE

アンドラ観光の旅行記を兼ねた写真集です。

《バルセロナからアンドラへのバス》

アンドラはスペインとフランスに挟まれた小国です。首都のアンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)へは、スペイン側からはバルセロナ(Barcelona)とジローナ(Girona)からバスが出ていて簡単にアクセスできます。写真はバルセロナ中央駅(Barcelona Sants)前のバス停です。きれいなバスで約3時間の旅です。
《首都の中心部 ①》

中心部を流れるヴァリラ川(Riu Gran Valira)に沿って広がるアンドラ・ラ・ベリャは、標高1,023mの、ヨーロッパで最も高い場所にある首都です。
川沿いの中心部にある広場(Plaça de la Rotonda)周辺には、有名ブランドのショップが並び、美しいデザインの橋や、サルバドール・ダリ先生による Nobility of Time(左の写真)などもあって、とてもお洒落な空間になっています。
《首都の中心部 ②》

高層ビルが並ぶ中心部の大通りは、他のヨーロッパの都市とほとんど変わりません。
《裏山のある風景》

前述のようにアンドラ・ラ・ベリャは高地にありますが、それでも両側を山に挟まれた谷状の細長い地形になっているため、中心部のビルのすぐ後ろには山肌が迫っているように見えます。
《モニュメント》

上の写真にある立派な政府庁舎(Consell General)前には、不思議な7体の像が棒の先に鎮座しています。
これらは2014年に設置された「Poets」(詩人たち)というモニュメントで、特に夜には色を変化させながら発光するので、見どころの少ない首都の新しい見どころとなっています。因みに7体という数は、国内の7つの教区に由来しています。
《秘密の通路》

なお、この政府庁舎に入ると、ご覧のような通路があり、思い切って奥に進んで行くとエレベーターが設置されているのが見てとれます。

《Casa de la Vall》

このエレベーターに乗って最上階のボタンを押すと、ご覧のような広場に出ます。この辺りは Barri Antic(Old Town(旧市街)又はHistoric Quarter(歴史地区)と呼ばれる地域で、1940年代くらいまではアンドラ・ラ・ベリャと言えばこの狭い地区しかなかったほど小さな町だったそうです。
正面に見える建物は「Casa de la Vall」(無理に訳すと「谷の家」)で、1702年からアンドラの国会議事堂として使用されてきた由緒ある建築物です。
《庁舎前広場》

Casa de la Vallから見た下界の風景です。新市街からみると7階建てのビルの屋上くらいに相当します。
なお、正面やや左に見える建物の屋上も Plaça del Poble という広場になっていて、Casa de la Vall 同様、エレベーターでアクセスすることができます。
新市街から旧市街に向かう時にはこれらのエレベーターを利用するのが効率的です。
《Barri Antic》

旧市街のほぼ中心にあるPlaceta Sant Esteveです。とても小さいながらも落ち着いた広場です。
《St. Esteve Church 》

もともとは13世紀に建てられたというアンドラで最も古い建造物の一つです。20世紀に入ってからの改修によってムードが損なわれちゃって残念という評価もあるようですが、Barri Antic の入口にあるため、旧市街を代表する建物とされています。
《旧市街の目抜き通り》

ちょっと歩くとあっという間に大通りに出ます。旧市街を東西に貫く Meritxell 通りです。新市街とは違った雰囲気で、比較的小規模なビルが並んでいます。
《Plaça del Poble》

英語だとPeople's Square、日本語にすると人民広場という市内で最も有名なスポットです。駐車場が入ったビルの屋上にあるためコンクリート敷きの上、陳腐な遊具なども設置されていて残念という意見もあるようですが、エレベーターに乗って苦労せずに下界の新市街を一望できるという点では評価できると思います。
《遊歩道》

旧市街は新市街の北側に位置していますが、そこから更に北の斜面には東西約2.7kmの遊歩道が整備されています。旧市街からいくつかある階段を登るとアクセスできます。階段は少し疲れますが、登り切ってしまえばあとはご覧のように平坦な道です。ここから見る市街地の景色は素晴らしいので、時間があれば是非お楽しみ下さい。
《きれいな色のビル》

上の写真の遊歩道とは別に、市街地の南側にも遊歩道があります。これも新市街からいくつかある階段を登ってアクセスできますが、体力と気力に自信のない人向けに裏メニューがあります。
《エレベーター》

実は一つ前の写真のビルはマンション兼駐車場なのですが、駐車場の奥にエレベーターが設置されていて、これに乗ると直通で裏山の遊歩道に連れて行ってもらうことができる仕組みになっています。ただし、このエレベーターは途中階には止まりませんので、マンションに用のある人は間違えないようにしましょう。
《南側の遊歩道》

こちらも遊歩道自体は極めてフラットです。これなら犬を連れたお年寄りでも元気のない若者でも簡単に散歩が楽しめます。蛇足ですが、エレベーターは下りもありますので帰りも安心です。
《南側の遊歩道から見た新市街》

北側の斜面には高級そうなマンションが建ち並んでいるのが見えます。
《遊歩道から見た新市街中心部》

中央を流れるヴァリラ川を挟んで、高級ホテルが立ち並んでいます。
《町はずれ》

東側にしばらく歩いて行くと、町のはずれが見えてきます。この辺りの斜面には畑もあったりして長閑な雰囲気です。
なお、アンドラは小さい国ですが、アンドラ・ラ・ベリャ以外にもいくつか町があります。規模は違うものの同じように山に囲まれた自然に溢れた佇まいです。スキーリゾートなどもあるので、興味があれば是非お立ち寄り下さい。
《夜の街角》

Barri Antic 付近の旧市街の夜の様子です。アンドラ・ラ・ベリャは昼間の交通量は意外に多く、渋滞も日常茶飯事のようですが、夜になると交通量はめっきり減って静かになります。
《詩人たち》

先ほど登場した人たちです。夜になったのでご覧のように発光しています。写真では判りづらいですが、実はこの人たちの色は時間によってゆっくり変化するので1時間くらい見ていても決して飽きることがありません。
《アンドラからトゥールーズへのバス》

アンドラに空港はないので、来るときも帰るときもバスです。バルセロナから来るときは比較的大型のバスでしたが、フランスのトゥールーズ(Toulouse)行きはミニバスでした。それも、1日に3往復しかないのに、20人乗りの車内に私を含めて4人しか乗客はいませんでした。僕は、世界じゅうの人たちがみんな、もっとバスを使って旅行するべきだと思いました。



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